青山でレアワインを飲む。

「スペシャル日本ワイン飲み比べ⑦」

2019年11月13日(水)~14日(木) 17:00~21:00

東京都港区北青山1-4-4@TDM 1874 Aoyama(1階スタンディング)

会費 2,500円(税別) 1杯30ml 

【イベント概要】

第7段の日本ワインスペシャル飲み比べ。

20様限定(予約のみ)のイベントです。17時から21時に各4名様まで予約を受け付けます。スタンディングの飲酒になります。

 

この不定期に行われるイベントも今回で最後になってしまいそうである。

それはいろんな事情があるのだろう。

これからはクラフトビールに力を入れていくか?

それとも日本酒を増やしていくとか?

どうなっていくのだろうなぁ。

2階もあるのだが行った事ないです。

私が参加したのは2日目の14日でした。

それでまず今回出されたワインは、

【ドメーヌ・スズキ・アツシ】アッチ・ブラン 2018(北海道余市)

【小布施ワイナリー】プティ・マンサン・セック 2018(長野県小布施町)

【共栄堂】K18AK_DD(山梨県山梨市)

【共栄堂】K18bAK_CL(山梨県山梨市)

【小布施ワイナリー】プチィ・ヴェルド 2017(長野県小布施町)

【小布施ワイナリー】カベルネ・フラン 2017(長野県小布施町)

【小布施ワイナリー】プティ・マンサン・モワルー 2018(長野県小布施町)

抜栓して二日目なので、開けたてとはだいぶ変化しているのかもしれません。

アッチ・ブラン 2018とK18bAK_CL以外は購入可能でしたが、イベントの二日目という事もあり売り切れていたワインも多かったです。

今回は小布施ワイナリーが多めでした。

【ドメーヌ・スズキ・アツシ】アッチ・ブラン 2018(北海道余市)

思ったよりも還元香がありました。ミュラートゥルガウが強めに出ていましたね。

ケルナーはそんなにペトロール香は強く出てなく。ミネラルと後味に少しの苦みと塩味があって、2日目と言うこともあってか、だいぶこなれて来ている感じがしました。少し甘味があるのはバッカスが入っているからなのかなぁ。

【小布施ワイナリー】プティ・マンサン・セック 2018(長野県小布施町)

ハチミツのような香りと樽からくるナッツのような香りがあいまって美味しいです。2018なのでフレッシュさもあって、味のバランスも良いし買いたかったなぁ(もう売り切れでした)。

プティ・マンサンは日本に合っているのじゃないかなぁ。

ココファームのプティ・マンサンも美味しいし、最近ではウッディファーム&ワイナリーが、プティ・マンサンのオレンジワインを出してしたし。両方とも美味しかった。

【共栄堂】K18AK_DD(山梨県山梨市)

甲州のアレンジらしい杏や干し柿のような甘いと和柑橘系の香りがあって、酸化のニュアンスもあります。印象よりも辛口でした。小林さんのワインがどんどんクリーンになって来ているイメージがあるが、昔の四恩醸造が好きだった人は、今のワインをどう思っているのだろうなぁ。

【共栄堂】K18bAK_CL(山梨県山梨市)

甲州2/3、マスカット・ベーリーA&巨峰1/3のアッサンブラージュ。もちろん甲州GA強くでてますが、巨峰の香りが最後に残って面白いです。スルスルと飲めてしまうワインでした。

少し熟成感が出て来ているのかも。山梨名物の鳥のもつ煮とかに合いそうです。

 

ここからは小布施ワイナリー3連発!

【小布施ワイナリー】プティ・ヴェルド 2017(長野県小布施町)

ブラックベリーやカシス、タンニンもしっかりといます。赤ワイン好きな人にプレゼントすると喜びそうだな。これなら、あと2、3年は置いておきたいです。

プティ・ヴェルドは最近、流行っているのか?

丸藤葡萄酒工業やスズラン酒造、今年の日本ワインコンクールで金賞をとった中伊豆ワイナリーとか、シャトージュンなども最近リリースしたようだし、プティ・ヴェルド100%のワインが多くなってきているなぁ。高価なのが難点だが。

【小布施ワイナリー】カベルネ・フラン 2017(長野県小布施町)

もっとガッツリなイメージがあったが、これは柔らかいフランだなぁ。黒いベリー系の香りがあり、少しスパイシーな感じです。すぐ飲んでも良いが、1日後か2日後の飲んだ方が開いてくるのかも。

日本ワインもカベルネ・フランも多くなってきているな。比較的大きなワイナリーから小さいワイナリーまでつくっているし、値段も2000円台からあるし、プティ・ヴェルドよりは手に入りやすいから、カベルネ・フラン好きも増えていくかも。

ナンジャコリャ!と思うようなカベルネ・フランは少ないのしなぁ。

【小布施ワイナリー】プティ・マンサン・モワルー 2018(長野県小布施町)

甘口のプティ・マンサンですが極甘口というわけではないので、食事の最後のデザーワイントとしてじゃなく料理にも合わせられそうなワインです。紅茶のような香りがあり、やや甘いですが酸もあるのでチーズなんかに合わせると良いかも、私は結構好きです。でも、辛口しか飲まない人には勧めませんけど。

シャルドネもメルローも無しで、プティ・マンサンが2本、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド、甲州、甲州&MBA&巨峰、ケルナー&ミュラートゥルガウ&バッカスのワインというアグレッシブな試飲会であった。

日本ワインも多様性が出てきたよなぁと感じました。