今回ら赤ワインばかりの試飲会でした!

「原田商店」

2024年10月20日(日曜日) 15時~17時

北海道恵庭市栄恵町70番地

時間:15:00〜17:00まで、時間内でご自由に入退場してください。 

定員:15人位

会費:1,800円(税込)

【イベント概要】

2024年10月20日(日)に店舗営業しながら開催する有料試飲&販売会。

1部、2部に分かれていたのが1部構成になり、試飲時間が長めになりました。

ワインのお供(つまみ)、食べ物の持ち込みは自由です。

日本ワインとナチュラルワインを7~8種類試飲できます。試飲時間は2時間。

※状況に応じて内容が変更になることがあります。

※試飲会に出されたワインは基本的には購入できますが、入荷数量が少なく希望者が多い場合は抽選になります。

 

今回の「ワインリスト」

日本ワインは

【いにしぇの里】 Rethink シャルドネ2022

【ドメーヌ長谷】フクイハラ クレーレM.V

【タキザワワイナリー】ピノノワール 2023

【ココファームワイナリー】こころみシリーズ 雲の時間 茜 2022

【ドメーヌヒデ】ヤマソーヴィニヨン・リパッソNV

 

海外ワインは

【ケヴィン・デコンブ】 ボジョレー キュヴェ・ケケ 2022

【アレックス・フォワヤール】ボジョレー・ヴィラージュ 2022

日本ワイン5本とフランスワイン2本の試飲ができました。

 

日本ワイン

【いにしぇの里】 Rethink シャルドネ2022

青リンゴや洋梨、レモンやライムなどの柑橘の香り。

アプリコットやバニラなどの香りもありました。

新樽比率50%なので樽香はやや強めですが、8ヶ月のビン熟成しているせいもあり、全体的には良くまとまっていますねぇ。

アフターは酸味と旨味そして果実味もあります。

樽感があるシャルドネが好きならば、今すぐに飲んでも良いが、半年か1年ぐらい置いた方がバランスが良くなるカモ🦆

3、4年ぐらい置いても余韻が出て良いカモ🦆

2020、2021ビンテージは醸しでしたが、2022ビンテージは、白の通常仕込みになりました。

シャルドネの醸しを出しているワイナリーは、いくつかありますが、醸しよりもブドウ自体が良ければ、普通の白ワインの方が美味しかったりするのですよねぇ。

醸し仕込みにすると好き嫌いが分かれるしなぁ。

2022ビンテージの【いにしぇの里】のシャルドネは、みんなにオススメ出来るワインになっています。

シーフードグラタンやカニクリームコロッケが合いそう。

白身魚のバターソテーやムニエルなども良さそうです。

生産者:いにしぇの里

産地:長野県塩尻市

品種:シャルドネ

スタイル:

Alc:12.5%

 

【ドメーヌ長谷】フクイハラ クレーレ M.V

青リンゴや洋梨などシャルドネの香りが強めで、さくらんぼやイチゴ、MBAらしい甘い香りもあります。

アフターは果実味と旨味そして酸味があります。

今すぐに飲んでも良いですが、1、2年ぐらい置いても良いカモ🦆

FUKUIHARA roseよりも、自社畑の赤品種の比率を高めたクレレですが、シャルドネを強めに感じますねぇ。

今はまだ酸味が強めなので、2、3年置いた方がバランスが良くなるカモ🦆

【ドメーヌ長谷】M.V(マルチヴィンテージ)が多めなのは、ワインの味わいのバランスを重視しているからなのだろうなぁ。

これだけ気候変動が激しくなると、ビンテージ差も大きくなるので、M.Vでリリースするのもアリ🐜なのカモ🦆

秋刀魚の塩焼きやアサリの酒蒸しなどが合いそうです。

鳥の唐揚げなどに合わせても良さそう。

生産者:ドメーヌ長谷

産地:長野県高山村

品種:シャルドネ主体(福井原 古澤農園産)、 マスカットベーリーA、ピノ・ノワール、 ツヴァイ他(自社農園)

スタイル:淡赤

Alc:11%

 

【タキザワワイナリー】ピノノワール 2023

イチゴやラズベリー、レットチェリーやブルーベリーの香り。

アフターは酸味と果実味、そして旨味と苦味もあります。

今すぐに飲んでも良いですが、2、3年ぐらい置いても良いカモ🦆

2023ビンテージは、鳥害により収穫量が激減した為、「風」「陽」「木立」すべての畑のキュヴェをブレンドしています。

例年とは違うタイプのピノ・ノワールになっていますねぇ。

これまでの凝縮感があるピノ・ノワールというよりも、このビンテージは優しい酸のある薄旨系のピノ・ノワールになっています。

2023年は鳥害の他にも、三笠市も過去に経験したことのない暑い年だったので、ブドウの成熟も例年と違ったものになたようで、イレギュラーなビンテージになっていますねぇ。

やはり、だいぶ苦労したのだろうなぁと感じられます。

鴨のローストや手羽元の煮付けなどが合いそう

マグロやカツオのカルパッチョなども良さそうです。

生産者:タキザワワイナリー

産地:北海道三笠市

品種:ピノ・ノワール

スタイル:

Alc:13%

 

【ココ・ファーム・ワイナリー】こころみシリーズ 雲の時間 茜 2022

ラスべリーやブラックベリー、レットチェリーやプラムなどの香り。

アフターは酸味と果実味、そして苦味と塩味があります。

今すぐに飲むよりも、2、3年置いた方が良いカモ🦆

そうすると、まとまりが出てきて、バランスも良くなるカモ🦆

2021ビンテージはピノ・ノワール100%でしたが、2022ビンテージはピノ・ノワール主体で、ノートンやレゲントなども入っています。

そのせいかボディもあり、果実味やタンニンが濃くなっていますねぇ。

最近はコストアップのせいもあり、日本ワインも高くなったと思いますが、特に【ココ・ファーム・ワイナリー】は、全体的に高くなっていますよねぇ。

こころみシリーズ 雲の時間 茜などは、2021と2022ビンテージでは1000円ぐらい値上がりしているしなぁ。

ココ・ファーム・ワイナリー】では、2000円台で買えるワインは、白ワインだと農民ドライAshicoco、赤ワインだと農民ロッソぐらいになってしまったからなぁ。

5000〜6000円位のワインも多くなってしまったよなぁ。

肉団子のトマト煮や鶏胸肉の照り焼きなどが合いそう。

エビフライやメンチカツなどに合わせても良さそう。

生産者:ココ・ファーム・ワイナリー

産地:栃木県足利市

品種:ピノ・ノワール83%、ノートン7%、レゲント4%、タナ2%、アルモノワール1%、プティ・マンサン1%、その他 2%

スタイル:

Alc:12%

 

【ドメーヌヒデ】ヤマソービニオン・リパッソNV

ココアやカカオ、イチジクや干し柿のようなの香り。

ベリーAらしい甘い香りもあります。

アフターは苦味と果実味そして酸味もあります。

今すぐに飲んでも良いし、1、2年置いても良いカモ🦆

ヤマソービニオンで醸造した2023年ヴィンテージのワインに、「約3か月間陰干ししたブドウを使って、醸造される「ホシワイン」の搾りかすをワインに加えて再発酵(リパッソ)したワイン。

仕上がったワインに2022年ヴィンテージのヤマソービニオンをブレンド。

2023と2022のブレンド比率はおよそ4:1。ホシワインにはマスカットベリーAを使用。

カベルネソーヴィニヨンのリパッソNVよりもヤマソービニオン・リパッソNVの方が、ワインとして個性的で面白いですねぇ。

再発酵(リパッソ)したワインは、人によっては好き嫌いが分かれるカモ🦆

豚キムチ炒めや黒酢豚などが合いそう

牛肉のしぐれ煮なども良さそうです。

生産者:ドメーヌヒデ

産地:山梨県南アルプス市

品種:ヤマソービニオン(南アルプス市富士屋畑産)、南アルプス市「早川畑」樹齢28年のマスカットベリーA100%

スタイル:

Alc:13%

 

海外のワイン

【ケヴィン・デコンブ】 ボジョレー キュヴェ・ケケ2022

フランス/ボジョレー、ぶどう品種:ガメイ

イチゴやフランボワーズ、などの柑橘の香り。

アフターには酸味と果実味、そして苦味とミネラルもあります。

エチケットのデザインはコンセプ トのGlouglou(ごくごく飲むよう な)をイメージを表現しているそうです。

イラストの人物はフレディマーキュリーに似ているよなぁ。

ボディはありますが、優しい果実味でコンセプトのようにゴクゴク飲めます。

価格が3000円前半ぐらいだったら良いんだがなぁ。

ここ最近はボジョレーも高くなってますからねぇ。

肉団子のトマト煮とかが合いそうです。

 

【アレックス・フォワヤール】ボジョレー・ヴィラージュ 2022

フランス/ボジョレー、ぶどう品種:ガメイ

レットチェリーやラズベリー、イチゴなどの香り。

アフターには果実味と酸味、そして苦味と渋味があります。

このワインも気軽に飲めるヴァン・ド・ソワフがコンセプト。

とは言え4000円くらいしますけど。

ガメイ好きなら【ケヴィン・デコンブ】よりも【アレックス・フォワヤール】がオススメカモ🦆

来月解禁だが、最近はボジョレ・ヌーボーも飲まなくなってしまったよなぁ。

ガメイは好きなのだが、ボジョレー・ヌーボーはそんなに好きじゃない事に気付いてしまったのだよなぁ。

 

今回は5本の日本ワインのと2本のフランスワインが試飲ができました。

7本中、1本だけ白ワインで、6本は赤ワインでした。

 

今回のオススメですが、日本ワインならば、【いにしぇの里】 Rethink シャルド 2022【ドメーヌ長谷】フクイハラ クレーレM.V

海外ワインは、ガメイ好きとして選ぶならば、【アレックス・フォワヤール】ボジョレー・ヴィラージュ2022ですねぇ。

赤ワインばかりでしたが、重いフルボディだ!みたいなワインは、なかったので、飲み疲れもしませんでした。

 

今日は入店してすぐに、ネコ店長がじっと私を見て警戒していました。

途中から私には興味を無くなり、通常の店番モードになっていました。

今回購入のワイン。

年明けあたりに飲もうかなぁ!