今日は夏至です。一年で一番日照時間が長い日ですが、あいにくの雨です。とは言え19時を過ぎても空が明るいのはいいですね。

 

ということで、初夏を感じつつある今月のレビューはこちらです。

 

JYOCHO ~ 美しい終末サイクル

 

です。

 

 

2018年12月8日にリリースされた、1stフルアルバムです。

 

01. from long ago
02. つづくいのち
03. Aporia
04. 美しい終末サイクル
05. わたしは死んだ
06. sugoi kawaii JYOCHO
07. family (Re-Rec ver.)
08. my room
09. my rule
10. 太陽と暮らしてきた (Re-Rec ver.)
11. pure circle
12. こわかった

 

JYOCHOは、ギターのだいじろーさんが前のバンド「宇宙コンビニ」を解散して、2016年に結成したバンド。メンバーはだいじろー(g)、hatch(Dr)、はち(フルート)、猫田ねたこ(Vo,Key)、sindee(Ba)。

 

いわゆるマスロックやポストロックとカテゴライズされる、変拍子やタッピングを多用した演奏が特徴。インスト曲もありますが、ボーカルの入った楽曲が多いのと、ギターがアコギを使ったり、クリーントーンが多かったりするので、意外と聴きやすいです。ピロピロ系はあまり得意ではないという人も大丈夫じゃないかと思います。

 

このバンドを知ったきっかけは、sora tob sakanaが今年2月に開催した、天空の音楽会Vol.2に出演するバンドの一つで、その出演バンドをHPをチェックした時。、フルートの優しい音色と猫田さんの柔らかいボーカルとは対象的に、ギターの音数がすごかったし、変拍子でどんどん展開していく感じのギャップに驚きましたね。

 

実際ライブに参加したのですが、生演奏はもっとすごかったですね。演奏技術の高さ、バンドのまとまり、コンセプトがはっきりしていて、生で観れて良かったなと思いました。このときのライブレポは過去記事にアップしてますので、よろしければチェックしてみてください。

 

https://ameblo.jp/ejbmr1/entry-12466858069.html?frm=theme

 

ちなみに、sora tob sakanaのメジャー1stアルバム「WORLD FRAGMENT TOUR」に収録されている、「タイムトラベルして」という楽曲をだいじろーさんが提供しています。

 

2016年からミニ・アルバム2枚とEP1枚をリリースし、2018年12月に1stフルアルバム「美しい終末サイクル」をリリース。歌詞世界はアルバムタイトルが表しているように、生命の一生を神秘的な雰囲気で表現している感じですね。

 

マスロックやポストロックは、日本のバンドが世界で評価されているジャンルの一つです。JYOCHOもそういうバンドの一つとなってほしいなと思います。今年秋にはシンガポールやフィリピンでのライブが予定されてるとのことなので、今後の活躍に期待したいですね。

 

JYOCHO オフィシャルHP http://jyocho.com