【日々の事例】
★ChatGPT
さてさて、今日は、先日初めて使用したChatGPTについて、書かせてもらいます。
ご存じの方も多いかと思いますが、ChatGPTは、昨年2022年11月に最新版がリリースされ、各方面にかなりの影響を与えている文字対話型オープンAIです。
質問してみると答えを返してくれる形ですね。
今までは、必要が無かったので、ChatGPTを使用したことが無かったのですが、今回、ある要件で初めて使用してみようと思い、登録しました。
登録には、メールアドレスと電話番号が必要ですが、それ以外の個人情報は必要ありません。
現状では、無料のプランもあるので、登録してどんな答えが返ってくるかを試して遊び、どんなことができるのかを知るのも一興かと思います。
さて、今回、使用したのは、中締めの挨拶です。
ある建設会社の安全大会にご招待賜り、200名弱のご出席者の前で、中締めのご挨拶をすることになりました。
トラブルもあり、時間が無かったので、ChatGPTで質問してみようと思いつきました。
尋ねたのは、
建設会社の安全大会で行う懇親会の中締め挨拶を5分程度で作って
です。
結果は、下記の画像のような感じです。
文字を見たいかたは、クリックし拡大して見てください。
感想から言うと、なかなかな回答ですね。
もちろん、冒頭の「この5分間、」とか、言い回しとか、そのまま読んだら良くなさそうな部分はありますが、そこを修正した上で、最初と最後の言い回しを付け足せば、中締め挨拶として問題ないでしょう。
私が何らかのご挨拶の指名を受けた時は、だいたい1~2時間、準備をします。
平均すると、90分程度ですかね。
時事ニュースをザッピングするのに30分。
1分くらいの文節を4~5個作るのに30分。
実際、それらを繋げて、持ち時間の流れを作って練習するのに30分。
こんな感じです。
しかし、今回は、
このChatGPTで作った中締め挨拶を引用しようと決めるのに、10分。
ChatGPTの登録作業で5分。
実際に質問を考え、回答を何回かやり直して、決定稿を抽出するのに10分。
冒頭と締めの部分を付け足し、通しで練習するのに10分。
計35分で終了しました。
これからは、この形式は使えないので、35分で終わることは無いですが、でも、60分程度では終わる気がします。
時事ニュースなら、
この1ヵ月で起こった経済時事ニュースのトピックスを10個出して
とか質問したら、お話する内容をピックアップするのが簡単になるでしょう。
事実確認する時間は必要になるでしょうが、ラクになりますよね。
但し、注意点があります。
こういった革新的技術は、全部頼るのではなく、あくまでも利用するという気持ちを忘れてはなりません。
システムにも言えるのですが、システムありきの精神ではなく、業務プロセスの省力化の手助けとしてシステムを利用することが大事です。
今回の中締め挨拶でも、出力してそれをそのまま読んでも、うまく締まらないでしょう。
そこは、やはり心を込めて練習し、自分の言葉にしてから、ご挨拶した方が、聞かれている人の心に残ると思います。
自分の能力のレベルアップなど、便利に利用してみては如何でしょう?