【日々の心】
★外部環境の変化
先日、住んでいるマンションにあるスーパーが閉店しました。
17年運営され、それが無くなりました。
実際、築17年のマンションの1Fにあったので、マンションができた時からのスーパーですね。
閉店の理由として考えられるのは、近くに別のスーパーが1年ほど前に新しくオープンしたため、お客様が取られたせいなのかと思っています。
取り巻く環境が変わり、それに対応できずに閉店してしまった例なのかもしれません。
外部環境の変化は、急に訪れることがあります。
競合他社、経済状況、法律の改正など、自社だけではどうにもならない変化にいかに対応するのかが、経営者として日々気をつけなくてはならない点でしょう。
ご存じの方も多いかと思いますが、SWOT分析というのがあります。
S(強み)
W(弱み)
O(機会)
T(脅威)
SとWは、内部環境。
OとTは、外部環境。
内部環境における会社にとってプラスのことが、強みであり、
内部環境における会社にとってマイナスのことが、弱み。
外部環境における会社にとって有利なことが、機会であり、
外部環境における会社にとって不利なことが、脅威となります。
参照 小さな会社の「永続経営」 P171~182
会社経営において、弱みや脅威をゼロにすることは不可能ですが、できるだけ小さくする必要があります。
逆に、強みや機会をできるだけ活用することが、利益を増大させることに繋がるのです。
プラスを大きくし、マイナスを小さくする。
この日々の心掛けを継続することが、永続への方策であります。
もちろん、今回のスーパーのように、脅威が大きすぎて、マイナスを小さく抑えられなければ、退場に追い込まれます。
店舗が何店舗もあれば、会社としてのダメージは少なく済みますが、1店舗での運営の場合、即倒産となります。
弊社はスーパーではありませんが、1店舗での経営です。
脅威をイチ早く察知できるよう、情報収集をマメに行い、機会をできるだけ活かし、自社の強みを発揮できるような施策でもってこれからも経営できるよう、頑張っていきたいものです。