100年時代と栄養のゆとり | リハビリ茶屋

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理学療法士/抗加齢指導士のエイジング情報

「LIFE SHIFT」から始まり、首相官邸のホームページにも人生100年時代の構想が上がる昨今です。

(リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著)

 

News Picksという、日々のニュースをその業界専門家が評論するサイトでも、頻繁に「生き方・働き方」「お金の捉え方」がトピックに挙がってきます。

 (NewsPicks ホームページ

 

温故知新の精神で生きたい私ですが、マァ、情報の入れ替わりの早い最近ですこと!

たくさんの情報を自分なりの偏見なく得ようとすると、スマホを眺めることが欠かせなくなってしまいます…。

そのせいか、最近目の疲れが激しい。。

 

情報の入れ替わりの早さについては、こと「健康情報」といった食・栄養・アンチエイジング、身体の鍛え方といったものも同じです。

根本は同じ内容でもアレやコレや表現が少し違ったり別の写真を使われると、さも新しい情報のように感じてしまいますね。

情報の断捨離・リテラシーが自分の いのち という貴重な時間の確保能力に直結することを痛感します。

 

 

 

人生100年時代。

必ず訪れる老いに対して受け身のまま社会生活を過ごすのではなく、老いても元気に働ける健康と多彩な仕事スキルを老後までに身に付けておくために、自己へ投資してキャリアを数多く積んでおけ、と…。

かつての健康ブームから進化した肉体改造ブーム?の現在ですが、アルツハイマー病にせよガンにせよ予防手段が確立されつつある流れを汲むと、おそらく健康長寿者は増え事実、「平均寿命100歳」となる日が来るような気がします。戦争が起こらなければ…。泣

 

 

 

…でも、

それでも、病気になるんです。

病気になる可能性は誰もがあるんです。それも、ずっと先の話ではないかもしれない。

どれだけ健康に気を付けて多様なスキルを身に付けようと自己投資をしていても、

病気になるときは、なるんです

あした、心筋梗塞になるかもしれないし脳卒中になるかもしれない。ガンが見つかるかもしれないし原因不明の難病に実はジワジワと侵されている今かもしれない。何らかの事故を起こして重い障害が残るかもしれない。

30代、40代だから大丈夫?

かつては老後に発症すると捉えられていた病気も、もはや発症年齢は関係なくなってきている気がします

 

それを前提に過ごさないと、いざ病魔と直面することになったら、

…いや病魔と直面する日が来たら(←必ず来るから!)

「なんで自分が」と、病気にならないように頑張って投資した自分を後悔する羽目になってしまう気がします。病気になる自分をLife Planningに入れておきましょう。笑

 

 

 

疾患と老化現象はなかなか線引きしづらい。

誰しもが、歯や歯肉は細くなるし各種感覚器は鈍くなるし、肌のしわは増えるし髪の毛は白くなる。臓器の機能も衰えるし楽しいことも減ってくるかもしれない。

それに打ち勝とうと「がんばる」のは、また大変で、かつては自分も知識を付けた栄養情報を元に必死にコレとコレとコレを食べ合わせて…と細胞を作ることに頑張ってみたけど、大変でした。

 

自然に任せるのがよいですね。

アタマとカラダの細胞を研ぎ澄ませるのには、ゆとりが大事で、気持ちのゆとりの事もですが、

食べる量もゆとりが大事と経験しました。

そのゆとりが、栄養のもつ機能性が最大限に発揮される条件であるような気がします。

養生訓ですね!

 

 

必要なモノ、必要なコト。その量と塩梅。

それらを見極めて、10年先、いや5年先ですら何が起こってるか想像なんてできない現代なので未来の不安は頭の端に置いておいて、

シンプルイズベスト & タイムイズマネー

で過ごしたいと思います。

 

100年も自分は生きれないと思うけど(笑、

 

 

Masa