栄養アプローチは予防産業か | リハビリ茶屋

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理学療法士/抗加齢指導士のエイジング情報

会社の運営にも関わっているので、法制度や産業の変遷に関心があります。(関心があるだけで激しい流れに付いていけず焦っていることが多いのですが・・・(;_:))


医療産業の中で「予防事業」は安部現首相も「成長産業として掲げる」と言われているものの、いわゆる混合診療の解禁は、全くない様子



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混合診療というと、保険診療の他に別建物(別入口を設置した建物)で保険外診療を実施したり、売店でコンタクトレンズやサプリメントを販売したり、、、といわゆる医療保険サービス外の方法を保険診療と併せて法に触れない形で行うことです。

※(保険医療機関及び保険医療養担当
規則第18条では、「保険医は、特殊な療法又は新しい療法等については、厚生労働大臣の定めるもののほか行つてはならない。」となっています。)




そんな自費診療の医療サービスの一つでもあるビタミンCの点滴を、私も、年末の激しい仕事量の時期に備えて受けてみようかと検討中でございます。

ビタミンC点滴については ⇒ 2012年1月8日リハビリ茶屋記事 をどうぞ!)






さて、栄養アプローチに関する予防的視点ですが、


管理栄養士さんの中には、サプリメントで栄養素を整合することで体調管理をしていくことなんて邪道だなんて言われる方も確かにおられます。そんなものは栄養療法ではない、と。

ごもっともかも知れません。僕も旬の食材を料理するのが趣味なので分かります。(いや、わかってる「つもり」なだけか?)


それでも、料理で対応したり食べることに関してどうにもならない身体と生活環境の場合に、有効と思われる手段を紹介してご本人の選択肢を増やしていくことも有りなのではないかなぁと感じたりもしますし、その意見に共感してくださる管理栄養士さんも多いです。(いつもありがとうございます。) 

良い調理方法があるのであれば何もサプリメントでなくてモチロン良いのです

(サプリメントはええかもよーと言ってると、サプリメント信仰者と思われがちなのがちょっと心外。笑 別にえーけど。)




こんな栄養アプローチの考え方をリハビリテーションと絡めて考えてみると、


医療的リハビリ福祉的リハビリ(介護的リハビリ)がある、と勝手に思われている中で、

(制度的にも、医療費控除の対象となる居宅サービスにおいて医療系リハと福利介護系リハに分けられていました。⇒国税庁HP  デイサービス(通所介護)利用のみの方は控除対象にならないようですね!( ..)φ)


福祉・介護的リハビリ?のすべてが、予防的観点(二次障害予防)で繰り広げていけるのかというのも、また違うのです。

病院リハビリが終わったあとのカラダは守りに入ってしまうと途端に弱ります。


なので攻めます。攻めのリハビリテーションヒトの身体は機能改善します、エイジング現象を上手にすり抜けつつ医療的管理が続けられれば。


そのエイジング(加齢)現象にブレーキを掛けて回復ループに乗せるのに有効なのが、「栄養」のような気がします。




調理での栄養管理もしかり、補助食品を利用するのも良し、なんでも良いんです!


国民皆保険という素敵な制度のおかけで自らのカラダを自らが管理する必要性を感じることの少なかった日本の環境なので、どのような形であっても食べるモノに気を付けることが回復ループへの入口のような気がします。


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療法士をしていて、病気を期に口にするモノに配慮し始められた方は、重症度に関係なく回復率が高い印象です。






Masa