先日、スイスのリハビリテーションセンターで働く長谷川淳理学療法士の講習を受けてきました。
テーマは「腰痛」に対するものであり、「診断名」で治療展開を考えるわけではない、ということだけでなく、
解剖学や運動学、生理学のみならず認知・神経学等々の基礎知識の重要性を再認識できました。
また治療展開の選択の引き出しを増やすことができて満足。
それだけでも満足していた講習会だったが、
ひょんなことから講義後の長谷川氏を、名古屋駅までお送りさせていただくことになったのです!
幸い、高速道路の渋滞もなくスムーズにお送りできたので良かった...、どころか、
車の中ではひたすら理学療法臨床に対する考え方の幅を広げさせていただこうと、いろんな話をお聞きしました。
なんといっても25年間のスイス生活&臨床経験から発せられる生の声は、なかなかお聞きできないっしょ!
と、そんな話に夢中になりながら、よく運転がおろそかにならなかったと我ながらいい仕事をした、と自己満足した次第です。
体育学を学んだ後に日本のリハビリテーション界へお邪魔した私ですが、やっぱこの仕事を軸に、死ぬまで進みたいなぁと感じる今日この頃です。
自分にしか出来ないことを、探す旅はまだまだ続きそうです。リハビリテーションは自分探しの旅。
理学療法 ― 栄養 ― 水球
そんな軸を作るための次なるStageへ、既に歩きはじめてる最近です。
⇒(『世界で活躍する理学療法士の挑戦と成果 』(理学療法学 第38巻第8号.2007))
Masa