朝日新聞GLOBE 通巻93号 2012年8月19日発行に、元プロ陸上選手の為末大氏の記事があった。
今年の6月の日本陸上選手権で引退する以前(08年の北京五輪の後)に、起業家の丹埜倫氏に出会い、「ロンドンへの挑戦が終われば事業に加わる」という前提で、選手生活を続けた。
2003年10月にプロに転向して賞金のために世界を転戦し、競技場の外ではビジネスや株式投資に取り組む為末氏に対して、
世間からは「アスリートが金もうけなんて」という批判や、レースで負けると「走りに専念していないからだ」との声もあったという。
「日本のスポーツ界には、まだ精神論が横行している」(為末大)
為末氏は、「金もうけのためだけにビジネスをしているのではない」、と。
自らのビジネスが、地域や仲間のメリットになるように、競技を引退した今、地域とスポーツを結びつける活動を始めるという。
コレを読んで、私自身の武器は?と改めて考えさせられた。
一度障害を持ったら
自分が自分であるプライドを維持するという至極当然なことが難しいこの医療・介護・スポーツリハビリテーション業界に、
何かもっと覆す創造性を持ち込みたい。
Masa