なんだか、テレビショッピングかなんかの誇大広告気づきのようなタイトルになってしまいましたが…。


それだけ大事!ということを言いたかったのです。真顔


これ、何かというと


「アルブミン」ですよね。




アルブミンは肝臓で作られるたんぱく質。

血液中の総たんぱく質の約60%を占め、たんぱく質代謝を反映するため、その方の「栄養状態の指標」となります。


3.8~5.3g /dlが医療機関では基準値とされ、3.5g /dl以下の場合、低栄養とみなされます。







このアルブミンは「栄養状態の指標」であると同時に、いろんな働きがあります。


まずは、血管の中でスポンジのように血管外から水分を引き込み、水分を保つ役目をしています。




よって血中のアルブミンが少なくなる=スポンジがなくなってしまうので、血管内の水分は外に出ていき、血管外の組織にたまります。


これによって起こるのが

浮腫(むくみ)


ですね。

浮腫は胸水、腹水の原因にもなり、低栄養の癌患者さんには多く見られますよね。










またアルブミンは大事なビタミン、ミネラル、脂肪酸、酵素、ホルモンなどと結合し、体が必要とする目的部位へ運搬する役目も担っています。



よってアルブミンが少なくなると、これらが必要な組織に運ばれにくくなり、代謝や内分泌などバランスが崩れてしまいます。








そしてそしてびっくりマーク

ココ大事指差し
下矢印

アルブミンは薬剤とも結合し、それらを運搬し、同時に中和する役目も担ってくれているのです。





よってアルブミンが少なくなると…。


薬剤が体の必要な部位に運搬されず、効きが悪くなるだけでなく、中和もされないため、薬剤の血中濃度が高くなり、副作用ばかりが強く出ます。ネガティブ


抗がん剤などで副作用が強くでる方は、アルブミン値が低い場合が多いですね。












この大事なアルブミン、身体に炎症があると炎症性サイトカインの働きにより、アルブミンの消費増大が起こり、アルブミン値はどんどん下がります。


詳しくはこちら


癌=慢性炎症ですから、癌の方は総じてアルブミン低値になりやすい…。


でも、癌でもしっかりアルブミンを持っている方って、本当にお元気なんですよ。🤗


アルブミンを維持できていれば、予後が改善するという研究結果もあります。










癌というのは、最終的には栄養状態が悪くなり、筋肉や脂肪が痩せ細って、抵抗力もなくなり、健康な人ならさほど問題にならないような、肺炎や感染症などで命を落としてしまうケースが多いのです。


そう、人は

癌で死ぬではなく

最終的には

栄養欠損

で死ぬのです。






逆に言えば


アルブミンがしっかり維持できていて、栄養状態さえ良ければ、癌でも大事には至らず


たとえ癌があったとしても、共存しながら、元気に生きていけるということ。キラキラ



手術、抗がん剤、放射線などの癌治療においても、アルブミンがしっかり維持できていれば、副作用は少なく済み、治療自体も奏功する可能性が高まります。


なので、癌であってもアルブミンは、なんとしてでも維持したいところ。









ただ血液検査でのアルブミンの値は、スポンジの役目を持つアルブミンが少ないことによる血液濃縮、脱水で上がる傾向にあります。注意


偽高値となりやすく、見かけ状はとても良い数値になることがあるので、自己判断ではなく他の値も見ながら慎重に判断することが大切です。

※これは限られた保険診療の血液検査ではわかりません。


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アルブミンの改善にはたんぱく質の摂取が必須ですが、癌患者さんの食欲不振は切実な問題ですよね…。ネガティブ


消化酵素自体も元々の材料はたんぱく質。癌で低たんぱくだと消化酵素も十分作り出せず、その結果、たんぱく質も消化がうまくいかない…という負のループに。うずまき


そんなお肉やお魚もなかなか量が食べれないという方も多いと思いますが、普段のお食事にプラスして


プロテイン
アミノ酸
BCAA(分岐鎖アミノ酸)


などで補ってあげると、無理なく栄養状態の改善が期待できます。







特に消化力が落ちている方には、アミノ酸、BCAAなど消化の必要がないものがよいですね。


注意 ただし、何でもいいわけではありません。ドラッグストア等市販やネット販売、海外製のものを飲み続けた結果、肝機能や腎機能がおかしくなっている方もザラにお見受けするので…。ご注意ください。



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かくいう私も、転移がわかって最も癌が進行していた時は、アルブミン値が4を切ってしまい…。無気力


これはまずいな…と、食事にプラスしてプロテイン+アミノ酸またはBCAAを入れ続け、今は少しずつ戻ってきてるので、コツコツ続けてしっかり維持していきたいと思います。



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補うなら、40年間のエビデンスに基づいた
「分子栄養学実践サプリメント」で



とにかく大事なことは、アルブミンをはじめ、自分の栄養状態を正しく知り、栄養状態を絶対に落とさないこと。


癌でも、栄養状態さえ良ければ、怖くないのだから。物申す




そして、何より


癌には支配されない、自分らしい生き方を。。。キラキラ






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・2021年10月   右乳癌ステージ2B

腫瘍径 1.8cm Eg100% Prg100% Her2(-) Ki67 30% 核異形度3 ルミナルB 腋窩リンパ節2ヶ所に転移あり 

・2021年12月   放射線治療

・2022年  1月   ホルモン療法開始

・2022年  6月   PET 乳腺、腋窩リンパの腫瘍は消失も肝臓2ヶ所、肺、肋骨に転移が判明→乳がんステージ4

・2022年  8月   免疫療法開始

・2022年  2月   PET 肝臓2ヶ所は縮小

・2022年  2月   肋骨のみ放射線治療

・2022年  3月   肺、肋骨に追加の免疫処置


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