こんにちは
4年前長男が生まれ、離乳食を始めようと思うとき、離乳食の知識が全くないことに気づきました。
7年間病院で多くの患者さんの栄養管理や、
現在まで、メタボリックシンドローム予防・改善のための栄養カウンセリングを行い、
2000人以上の方の食生活を伺ってきました。
そこで感じたのは、
長年の食習慣はなかなか変えるのは大変だということ。
昔からそうだから変えられない。。。という方を何人も見てきたので、
やはり子供の頃からの食習慣が将来の生活習慣病予防につながると痛感しました。
しかし、それまで40歳以上の成人の方の栄養管理に携わってきたので、離乳食など子供の食事とは無縁だったのです。
離乳食の本をいくつも読んだり、離乳食の通信講座を受けたりしながら、息子の離乳食を進めていました。
ありがたいことに、息子は何でもパクパク食べてくれて、もっと食べたいと泣くほどでしたが、
丸飲みしがちなことが悩みで、
なかなか食事の形態をアップできずに、
離乳食本の同時期の食事と比べて、こんなの食べられてないなと焦りと、
どうしたらいいのだろうという思いのまま、時間はかかりながら進めていきました。
子育て支援センターにはよく通っていましたが、離乳食について詳しく相談できるところがなかったのです。
(出会っていなかっただけかもしれません)
2人目の娘が生まれてからは、経験だけでなく、これでいいのかなという不安をなくして自信を付けたいと思い、
離乳食アドバイザー・幼児食アドバイザーを取得。
しかし、上の息子は、食事は集中してよく食べて、食べないということで悩んだことがなかったのですが、
娘は食べる量が少ない、
椅子から立ち上がる、
手づかみ食べをさせても口につめこむ、
にぎりつぶすなどうまくいかない現実でした。
わかってはいるけど、
笑顔で向き合えない時も増えてきます。
そんな中、オンライン受講ができる状況が増えたおかげで、これまでは遠くてなかなか受講できなかった離乳食・幼児食に精通された先生方の講座が受講できるようになり、そこでさらに学びを深めながら、娘の離乳食を進めてきました。
上の子のときには知らなかった
イスに座る姿勢の大切さや、
つかみ食べのサポートの仕方も教科書上では知らなかったことに目から鱗の内容も。
まずは姿勢を見直し、
噛むことを促すような食材の大きさや固さを調整してみるなど、
できることから実践してみると、
手づかみで口に押し込んだり、床にポイっとしていた娘も上手にかじり取ってもぐもぐしているではありませんか👍
この子はまだムリとお母さんが決めるのではなく、
その子の食べる機能を引き出してあげる方法を知らなかっただけなんだと感じました。
そして、
我が子の離乳食を通して学んだのは、たった2人の兄妹でも食べ方や量も違う、
個人それぞれなんだということ。
つまり、他の子や本と比べても意味がない。
目の前にいる子がすべてということが当たり前と思った時、
気持ちが楽になりました。
娘が生まれる前からフリーランスとして活動を始め、
現在は、地域の離乳食教室を担当、
オンライン自主開催講座、メール相談などを展開しています。
「食べ過ぎてどのくらいまであげたらいいのか」という量についてのご相談もよくあり、
お話を伺うとしっかり噛めていない、食事の形態が合っていない場合があります。
まずは何が問題になっているのかを聞いて一緒に考えていきます。
その中で、
上手く飲めないと思っていたお茶もスプーンで上手にすすり飲みができました!
小さく切りすぎていた方も、かじり取れるものにしたら噛むようになってきたと感じます!
とのお声を聞くことができました!
そして何より、
気持ちが楽になりました。
前向きに考えられるようになりました。
と言ってくださることが多く、
お母さんの気持ちに寄り添えたことが何よりも嬉しく思っています。
楽しく食べる子を増やしたい。
将来自分で食事を選択するようになっても困らないように、
健康的な食習慣を今身に付けたい。
子育てに正解はなく、
私自身もわが子にとってどれがベストかなと日々模索しています。
ママだからわかること、
ママだから感じること、を大切に🤗
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