0学栄養準備室オーナー
管理栄養士の上西ちかです。
これからママになる方、
小さなお子さんを持つママさんへ
妊娠中から知ってほしい栄養のことや
産後の栄養、離乳食の基本など、
知識ゼロからでも
わかりやすくお伝えします
とても寒い日が多くなりましたね
子供もやっと治ったと思った鼻水をぶり返しています💧
今日は離乳食の「小麦」についてです。
前回までお話した、「卵」「乳」と合わせて三大アレルゲンと言われています
小麦はいつから食べられるのでしょうか?
目安は7ヶ月頃から
初めての一口は、ゆでうどん
がおすすめです
パン粥は、食パンに、卵や乳製品が含まれている場合が多いので、
シンプルに小麦が原材料のゆでうどんがおすすめです
乾麺や冷凍うどんはコシが強いので、
ゆでうどんを表示より長く茹でるほうがやわらかくて食べやすいです。
みじん切りにして小さじ1からあげましょう
まだみじん切りに慣れていない子は、すり鉢ですりつぶしてあげてもいいです
うどんには食塩が含まれていますので、かつお昆布だしだけでも十分美味しいですし、醤油を垂らすならほんの1、2滴でも十分です。
ベビーフードのうどんは、乾麺ですが短く切られていて、食塩無添加、シンプルな小麦だけなので、おすすめです
小麦のアレルゲンは
「小麦たんぱく質(グルテン)」です。
小麦粉の粉を吸い込んだり、触れることでも症状がでることがあり、ごく少量でも強く反応する子もいます。
大麦やライ麦も小麦アレルギーがあると反応することがありますが、麦茶はほぼ大丈夫です👌
醤油や酢も小麦を材料に作られますが、
醸造の過程でたんぱく質が分解されるので、食べても大丈夫な場合がほとんどです。
小麦アレルギーがある場合、
除去するときのポイント
小麦アレルギーでもお米が食べられたら栄養に問題はありません
ご飯に飽きたら、さつまいもやじゃがいも、米粉で作ったパンなどで代用できます。
うどんやそうめんの代わりに、
米が原料のビーフンやフォーをやわらかく煮てきざんであげることもできます。
フライの粉やパン粉、ホワイトソースなどの代わりに、
片栗粉、米粉をまぶせば、ムニエルも、からあげも作れます
米粉パンを削って、パン粉にしても⭕️
ホワイトソースなどのとろみ付けには、
豆乳と米粉や片栗粉でおいしく作れます
最近グルテンフリーという食材も一般的に売られるようになってきたので、
食材の幅は広がっていますね
※カレーなどは大人用ですが、こんなに小麦不使用で種類豊富に置いてあるスーパーもありました。
※雑穀の「ひえ」や「あわ」を使った麺もあります。