0学栄養準備室オーナー
管理栄養士の上西ちかです。
これからママになる方、
小さなお子さんを持つママさんへ
妊娠中から知ってほしい栄養のことや
産後の栄養、離乳食の基本など、
知識ゼロからでも
わかりやすくお伝えします
今日は、離乳食で「卵」を始める際のお話です。
卵は、赤ちゃんに最も多いアレルゲンなので、始める際は心配になりますよね。
卵は、たんぱく質源であり、
すべての必須アミノ酸(身体の中で作られないので食品から摂る必要のあるアミノ酸)
をバランスよく含む優秀な食材です。
目安は7~8ヶ月ごろ、ごく少量からはじめてみましょう。
(平成30年時点)
はじめの一口は「かたゆで卵黄」から。
卵がアレルギーとなるのは、卵黄よりも卵白のオボムコイドというたんぱく質が原因となることがほとんどです
加熱によって性質が変わるので、
アレルギーがでるリスクも少なくなります。
加熱したり、加工品ならアレルギーが出ないという場合も多くあります。
始めるときの基本
①長めの20分間茹でてください
(完全に中心まで火の通った固茹で卵になります)
②卵黄だけからスタート
白身を割って黄身を取り出し、
黄身を半分に割って、白身が触れていない中心部を耳かき程取って、白湯や出汁で伸ばしてあげてください。
(※心配ならまずこの量から)
トロトロに伸ばしたものをスプーン1さじ🥄あげてみます。
卵黄を食べた後、肌の状態や体調に変わりはないか様子を見てください。
問題なければ、少しずつ増やし、卵黄1個まで増やします。
卵黄が食べられたら、同じく20分間茹でた卵の白身をごく少量から始めます。
白身を刻んで卵黄と混ぜてあげてみましょう。
我が家の息子は、黄身を1個食べないうちに、白身をあげて、白身で嘔吐し、アレルギーがわかりました
もし、湿疹が現れたり、嘔吐などしたら病院へ行ってください🏥
卵を除去する際のポイント
①他のたんぱく質で補う
お肉、お魚、大豆製品、乳製品などでも
(他にアレルギーがない場合)
十分に良質なたんぱく質が摂れます
②ハンバーグなどのつなぎの代わり
卵を使わなくても、ひき肉と絹ごし豆腐と片栗粉を混ぜると、ふっくら美味しく仕上がりますよ
③ホットケーキミックス(卵不使用)
卵を使わなくても、プレーンヨーグルトと牛乳(豆乳)、つぶしたバナナなどを混ぜても美味しく焼けます
ビスケットやおせんべいなど卵不使用のお菓子もたくさん市販されています。
④パンは卵使用していない食パン🍞
パンは卵使用のものが多いですが、
食パンなら卵使用していないものもたくさんありますので、成分表示を見てみてくださいね
卵が含まれていないか
確認が必要な食品
◎パン、中華めん、スパゲティ、かまぼこなどの練り製品、ハム、ウインナー(卵白が含まれていることが多いです。)
クッキー、市販のハンバーグ、揚げ衣
アイスクリーム
食べてはいけない食品
◎プリン、茶碗蒸し、マヨネーズ、タルタルソースなど
外食や市販品の時は気にする点が多くなりますが、
他に変わるものや、卵のがなくても作れるものはたくさんありますので、栄養面など心配は入りません
成長とともに食べられるケースが多いので、それまでは少し気を使いますが、
一緒に頑張りましょう
次回は乳製品のアレルギーについて書きたいと思います。
最後まで読んでくださり
ありがとうございます
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