食生活のサポートの仕事は
40代からが生きてくると
言われたことがあります。
キャリアを積むから?
それもありますが
「食にまつわる歴史ができるから」とのこと。
歴史というと大袈裟かもしれませんが・・・
たしかにそうだな~と
実感しております。
20代~30代前半の私
総合病院で栄養指導や糖尿病教室、
特定保健指導など
バリバリ食生活の指導に
携わっていたとき
カロリー計算と栄養素が
1番大事
この疾患のためには
〇〇をしなければならない
××を控えてください
「ねばならない星人」でした
今思うととっても嫌な栄養士
当時は必至だったんですよ。
栄養指導ができ
患者さんのためにお役に立てる
喜びの反面
経験不足だし
患者さんは両親と同じかそれ以上
信用してもらわないと
患者さんが良くならないと・・・
子どもの頃の
父の病気が脳裏にありますからね
╱╱
でも今は変わりました
╲╲
多くの患者さんやお客様と
お話をしていると
食事って病気の治療の一環としてや
予防のためにただ食べるだけでなく
コミュニケーションを深める
こともできるし
五感を生かして
ご一緒してる方たちと
幸せも喜びも感じられる
スイーツだって楽しめます
そして
今の食生活になるには
長年の生活背景など
いろいろな環境が影響していること
食生活のサポートは
今の食生活という点だけを
捉えて話をしてしまうと
その方にとって
本当にカラダにあった食べ方には
たどり着かないと
最近思うようになりました
気持ちの面だったり
食への思考は複雑
だと感じるからです。
ご本人は案外
気が付いていないんですよね
私は食事サポートは45分
しっかりとお話を伺って
その方の体の状態と
食べ方や食材の選び方
捉え方などから
アドバイスをしています。
これは数値化できず
お互いの信頼関係が
なりたたないことも
食事って薬と違って
即効性があるものではなく
時間をかけて
ゆっくりと変わっていくため
なかなか目に見えた
変化に気づけないんです。
でも私から見たら
大きな変化は出ています。
私はお客様に寄り添い
ご自身で自分の体に向き合うことが
できるようになる
食事のサポートをしています。
そのお試しとして
2週間雑穀チャレンジをつくりました。