嵐の4.24、忘れまじ学会精神 | 前進あるのみ・願兼於業・一期一会・37兆の細胞よ、闘え!

前進あるのみ・願兼於業・一期一会・37兆の細胞よ、闘え!

一歩ずつでも前進する。願兼於業。一期一会。37兆の細胞よ、闘え!私はてんかん発作が酷くて、左脳の海馬と扁桃体を切除術を受けました。東日本大震災の映像を見てから、シェーグレン症候群になりました。線維筋痛症、リウマチ。

2017年4月24日(月)

38年前の今日は、師匠・池田先生が会長を辞任され

た日である。

-15年後の青年部に全てを託す-

長谷川重夫副会長(当時)の指導 

95年9月24日に東京牧口記念会館で行われた牙城

会の全国大会で話された指導。

 君たちは、先生が会長を勇退した時の、神奈川

文化での話を何度も聞いていると思う。あのとき、

八王子の創価大学体育館で開催された、本部総会

壇上で、先生に用意された椅子は汚いパイプ椅子

だった。

 私は側にいた青年部員に

「何だこの椅子は。

                先生にこの椅子に座れというのか!」

と怒鳴ったが、青年部員は平然とした顔で、

「幹部の方から池田先生の椅子はこれでいいと言

われたので、先生はこれに座って頂きます。」

と答えた。

椅子を変えろ、いや変えないと押し問答しているう

ちに、先生が来られて「私はこれでいいから」

といってそのパイプ椅子に座られたのだ。

 その会合では、先生の入退場にも拍手一つなく、

会合終了後に子供を抱いた婦人が廊下で

「先生」と声をかけてきた。

懸命に激励された後、

先生が「あの婦人を誰が守るのか」

と言われた話は有名な話で、

君たちもよく知っている事と思う。

 しかし、実は先生と私しか知らない話がある。

これは神奈川文化を出られた後の話だ。

今日はこの話をしようと思う。実は、あの会合の

あとに、先生と私は車で先生の自宅近くまで送っ

てもらったのだが、自宅前ではなく、その近くで

先生共々降ろされた。仕方なく先生の自宅まで、

2人で夜道を歩いて帰ったのだが、帰り道、私は

いたたまれなくなって、道の真ん中で泣きながら

土下座して先生に謝った。

「先生申し訳ありません。私たちは、先生から

あれだけの薫陶と訓練を受けながら、あんな青年

部をつくってしまいました。青年部を、あんなふ

うに育ててしまったのは私たちです。

本当に申し訳ありません」

 先生は、暫く黙っていたが、

「長谷川君、いいじゃないか。今はこれで

いいんだ。私は15年後の青年部を待っている。

15年後、その15年後に在籍している男女青年部

員こそ私の真の弟子なんだ。私はその15年後の青

年部員を一人残らず、私の手で広布後継の人材に

育て上げて見せるし、本当の意味での私に続く広布

後継の使命は15年後の

男女青年部しかない。今じゃない。

戸田先生から託された世界広布は彼らに使命がある

んだ。だから今はこれでいいじゃないか。いいか!

15年後をみてろ!だから長谷川君、泣くな」

その先生が言われた15年後、それが今年なんだ。

だから君たちには凄い使命がある。

「凄い」とか「大きな」とか、そんな言葉ではとて

も形容できないほどの使命が、今、在籍している

男女青年部員にはあるんだ。

 先生は君たちをずっと待っていたんだよ。

今まで、先生がどんなに聞くに耐えない誹謗中傷を

され、どんなに悪口罵詈されてきたか君たちはわか

っているだろう。先生はその中でも歯を食いしばっ

てじっと耐えてきたんだ。

何故か。君たちを待っていたんだ。

「私には15年後の青年部がいる。

                               だから耐えるんだ」

と、先生は、君たちをただひたすら待っていたん

だよ。

君たちだけが、破和合僧を避けるために、たった

一人で責任をとって会長を勇退し、当時の弟子に

も裏切られた先生の唯一の希望だったんだ。当時

の弟子が不甲斐なかったために、師匠をあんな目

にあわせたんだ。

 学会の本部職員まで本部前にバリケードを築い

て、先生を執務室に入れなかった。先生は地下駐

車場の警備員室や、ボイラー室の簡素な事務机で、

揮毫や激励を書かれていた。師匠を警備員室やボ

イラー室に押し込めていたんだ!そのことを君た

ち青年部は決して忘れてはいけない。

許してはならない。

そして、先生の真の弟子たる君たちは、絶対にあ

んな無様なことをしてはいけない。

 先生が、唯一世界広布を託すために、15年間待

っていた人材群が君たちなんだぞ。

だから、君たちは断じて退転してはいけない。

組織から離れてはいけない。決して負けてはいけ

ない。逃げてはいけない。世界広宣流布は君たち、

今年の男女青年部にしかできないんだ。先生は

15年前にそう断言したんだ。私たちじゃない。

君たちが、池田先生の切り開いた世界広布の歴史

を完成させる使命があるんだ。頼むよ。

 先生は、常々私に「青年に人生の本当の素晴ら

しさを教えてあげたい。人生のこまごまとしたこ

とに流されてはいけない。現実に溺れてはいけな

い。自分を捨ててはいけない。ただただ未来を目

指し頑張ってほしい」と言っている。

 21世紀は、君たち青年部の手に委ねられている。

今の青年部は真剣に生きていくんだ。努力して行

くんだ。

結果が出なくても焦る必要はない。青年が努力せ

ず快楽と欲望の赴くままに大事な青年期を終える

ようなことがあれば、誰が21世紀を切り開くのか。

先生を師として、また師匠をもって生きていける

のは君たちだけだ。だから苦労してもよい。

失敗したっていいじゃないか。そんなことどうっ

てことない。いまうまくいかなくても歯を食いし

ばっていくんだ。人間革命を学んでいくんだ。

 大聖人も、影で苦労した人を大事にし、その人

は必ず勝利者になるという仏法なんだ。君たちは

ましてや、先生の真の弟子じゃないか。

15年前に世界広布の使命を、先生の後継の使命を、

先生から託された青年部なんだ。

負けずに戦っていこう。そして、幸福になりなさい。