石室構造の基準斜面のため、低いほうの石積みは二、三段の石垣状になる。尾根が少し平坦になったところに、柵に囲まれて二つの古墳が保存されていた。普通、日韓の横穴式石室は、奥の壁に大きな石を置くのが、石室構造の基準となっている。しかし、ここにはそれがない。比較的小さな石の場合もあるので、そうかな、と思って見直してもやはり石はない。床面を見ると、奥とがに向かって三角形に尖っている。もしかしたら、石室の平面形が舟形なのだろうか、と思って石室全体を見へさきともると、まさにそうだった。