皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
8月も残り少しになりましたね。
小・中学生、高校生の夏休みも間もなく終わりに近づいて夏休みの宿題や、日記、自由研究に追われているお子さまも多いのでしょうか。
今回は子育てについての話を書きます。
以前、信号待ちをしている時に
お母さん、息子(小3、4年生くらい)、未就学児の娘の3人家族が私の隣にいました。
そのお母さんが息子に
「明日、お父さんもお母さんもお仕事お休みだから、起こさないで。一人で起きて学校行って。あんただけだから(笑)朝はパン食べて」
えっ!?
小3・4くらいの子どもが親を起こさず、一人で身支度して、誰にも見送られず小学校へ登校するの?!
家庭には様々な事情があることは理解しています。
もしかしたらそのご両親は夜勤のお仕事や不規則な仕事をしている方なのかも知れません。
全く知らない家族のことです。
でもね、それを言われていた男の子が
とても寂しそうな顔をしたんです
ぼくだけか…みたいな。
その顔を見ちゃったから胸が痛くてね。
(お母さんに起こさないで!って言われちゃったかもし起こしたら怒られちゃうかも知れないね。寂しいよね。自分も明日学校休みたくなっちゃうよね)
甲斐甲斐しく面倒を見ろとは言わないけれど、
せめて
「いってらっしゃい」
「安全にね」
「気をつけてね」
の一言を言うことはできるよね
親から言われた見送りの言葉は
一日その子の心を護る安心の魔法になるんだよ。
そして
家に居て、家族が帰ってきた時には
「おかえり!」
の解放の声かけもね
返事がなくても無視されても反抗されても何か必ず声をかけてあげてください。
外での緊張やストレスからの解放になるから。
私たちは目には見えないけれど、
魔法のような言霊の力を持っています。
新学期を迎えるこの時期に書きたくなった話でした。