皆さま、いかがお過ごしでしょうか?


東日本大震災から10年


被害者の方々のご冥福を心からお祈りいたします。



私はあの日、、

お借りしていた店舗で占いをしていました。


午前中は、占いを習っていた生徒さんの予約がある日でした。


午後のお客様は、15時30分~のご予約でしたが、時間の変更をしたいということで当日に急遽、

『14時45分~に変更』となりました。


いま考えると、14時45分には行かれます、と言われたような記憶です。

(お客様に予約の時間の変更をされることがあまりなくて記憶に残っています)



そのお客様は、14時40分頃に来店されたので鑑定書に必要事項の記入をして頂いていました。


まもなく、あの揺れが…

14時46分


お借りしていた飲食店のお酒や、グラスがバタバタ落ちてきて、


一瞬何が起きたのか、理解もできずただテーブルの下にお客様と2人でかがんで身を守っていました。



そのお客様は両国に住んでいる方とのことで自宅にすぐに戻れたことが本当に良かったと思いました。



あの時は電車も止まり、

道路も帰宅する方で大行列になりましたから。


またこの日は、鑑定希望の方がいましたが、先約があったためお断りせざるを得ませんでした。


そのお客様から後日連絡をもらい、この日は電車が止まり自宅には戻れなかったけれど、会社で過ごせたとのことでした。

(安全な所に身を置けて良かった…)


時間変更をしたことで、混乱に巻き込まれなかったお客様。


鑑定は承れませんでしたが、もしその方が占いに向かう途中で震災に巻き込まれていたら、、と


改めて予定変更なども

偶然はなく、必然なんだと感じた日でした。


町での異臭(ガス臭)騒ぎ、幼かったこどもたちのお迎え、実父のこと…

パニックだったあの日が昨日のことのように思い出されます。



今朝、震災遺族の方のその後をNHK番組で放送していました。


幼くして親をなくした方


息子をなくした方


津波にさらわれ、家族と会えない苦しい思いをされた方々に思いを寄せて、涙がとまりませんでした。


家族がいるだけで幸せじゃないか、


暖かい自宅で過ごせるだけで幸せじゃないか、


感謝の気持ちがわき上がります。


こうした度重なる災害から学ぶ日本人の意識の高さ、優しさ。


その心で、

あきらめず、

自分を大切にして幸せになること。


このことがとても重要なことだと感じました。