自分ちのDVDレコーダーのHDに録画したまま何年も観ていなかったNHKの番組を偶然今日発見して、思わず観てしまった。

 

日本、すげえ。

 

この「伊400」って潜水艦、翼を折りたたんだ戦闘機(魚雷搭載可能)を4機も格納できたんだとか。

そして全長が120mとか、超大型じゃん。

 

結局有事に出動することなく終戦を迎えたらしいけど。

 

そして最終的にはこの潜水艦、調査のためにアメリカが自国に持ち帰り、爆破して海に沈めたそーな。

ソ連が「見せてほしい」って言ってきたからだ、って。

 

確かにアメリカの判断は英断だったと思う。

もしこの技術がソ連に渡っていたら、今でもまだ戦争してたかもしれん。

それくらいこの潜水艦の技術力=日本の技術力は凄かったらしい。

 

爆破せんでもよかったかも、とは思うが…、まあ、それは、ね。

 

日本に戦後航空機を作らせなかった理由。

それは技術力の高さ。

もし日本に飛行機作らせたら日本が一人勝ちする、っていう脅威を感じた連合軍が禁止したという話らしいが、やっぱ日本って技術力高いんだろうな、って改めて思った番組だった。

 

搭載してた戦闘機「晴嵐」がスミソニアン博物館に展示されてるっていう何とも悲しい結末にガックリ。

日本じゃないんかい、っていう…。

 

そして、この伊400の元搭乗員のお一人がyometownやゆめマートを展開する「㈱イズミ」の元社長さんだってことに驚いた。

戦後、干し柿の販売から始めて小さな商店から西日本にチェーン展開するまで成長したスーパーの社長山西さん。

 

インタビューの場面が番組の最後にあった。

とても素晴らしいお話しで、涙が出た。

 

こういう素晴らしい方が戦後の日本を支えて発展させてきたのだと思うと、日本ってやっぱ凄い国なんだな、と思う。

 

そして、「なんでゆめマートには干し柿が大々的に売ってるのか」っていう疑問がここでスッキリした、っていうのも付け加えておこう。

いや、マジで、季節になるとゆめマートは干し柿ちゃっかり果物コーナーとかに幅取って売ってるから(笑)

 

初心忘れず、ってことでしょうな。