正直、大した映画じゃないだろうと思っていました。
ヤクザ系のドンチャン映画だろうと、勝手に勘違いしてました。
観て、「うーん」と唸ってしまいました。
思った以上に考えさせられ、思った以上に感動しました。
「虐待の連鎖」
「負の連鎖」
これを絶とうと一生懸命になる荒っぽい男の人の話でした。
「マリ」という血のつながらない虐待児を可愛がり、生き甲斐とするその男。
結局、子供って血がつながっていようといまいと大切な存在なんだ、ということ。
そして、普通の家庭を営むことがいかに大変でかつ幸せか、ということを学んだ。
そうよね、ほんと。
時々すごく鬱陶しくなったりするけど、子供のためにと思うと何でもできちゃう、これ不思議。
離婚しても子供を手放さなくて、ほんとよかったと思う。
独り身になって毎日面白おかしく過ごしてるけど、ある日ふと気が付いて周りを見たら何にも残っていなくて、最期を看取ってくれはずの子供からも拒否されて孤独を感じるとかいう人生送りたくないわ~。
子供は大事にしよう。
「もう会いにこないから」
とか言われる親にはならないようにしよう、愛情を持って育てよう、と思った。
元旦那のクズ男が娘に言われたセリフです。これ言われて何思ったんだろう?バカだから何とも思ってないんだろうけど、私だったらきっと背筋が凍るね。
だって、血のつながった我が子に、しかも毎日会えるわけじゃない子に言われたんだよ。
これって決別の意味じゃん。一生貴方に会いません、っていう・・・。
娘はスッキリしてましたけど。
娘にそう言わせるようなこと自分がしたとは全く考えが及ばない可哀そうな人種です。
話が飛びましたが、児童虐待や育児放棄をする人は、後を絶ちません。
一人でも多くの子が幸せに暮らせますように、と祈りながら様々なところに募金して日々暮らしております。