このアフリカ浜木綿が我が家に来たのはもう10数年も前のこと。
近所の生家の師匠さんが、歳だからもう辞めので貰ってくれないかと、態々掘り起こして持って来て下さった花々の中の1種である。
この時期になると茎が出て来て、その茎から、四方八方に百合の花と全く同じ形の花が咲くのだ。
真上から写したものをアップしたが、真ん中には花芽が出番を待っているものが10は見えた。
この株には今3本花が咲く茎が見えている。
5・6年前に別の場所へ株分けをしたが、それにも1本茎が見えるので、こちらもその内顔を出すだろう。
花が咲いた時はメシベもオシベも真っ白で、80年近く生きて来た身には、着かなくてもいい垢もついたものだが、この純白無垢な花を見るにつけ心が洗われる思いであり、学校へ上がる前の自分を見るようだ。