飯田市の毎日通える学習塾【名学館】 -9ページ目
「下手の考え休むに似たり」

ということわざがあるように

いい考えを持たないでいくら考えたところで

決していい結論には達しませんね。



人間の思考範囲は

どうしても自分の今持ってる器を

超えることは決してできません


ですから、いろいろなことを

あらゆる角度からたくさん学んで

たくさんの情報を得て

自分の器を大きくすることが大切ですね。

選択肢問題は合っている選択肢を選ぶよりも 

消去法で間違った選択肢を消して残ったものを正解にすることが 

正解にたどりつくための一番の方法です。  


ただ、ここで大事なことは 

消去する際にも雰囲気で消去してはいけないということです。  


・なんとなく間違っていそう 

・よく分からない言葉だから間違いだろう  


こんな風に感覚で消すのだと合っているものを選ぶということと 

大して違いがなく「最後の2つまでは絞れるけど……。」 

の罠にはまります。  


選択肢問題で正解にたどりつくためには 

感覚ではなくしっかりと選択肢を精査することが重要です。  


そのためには選択肢全体で判断するのではなく 

選択肢を部分部分に分けて本文と突き合わせることが有効です。  

なぜ選択肢問題を間違えるかというと 

選択肢の細かい部分の誤りに気がつかずに 

正解だと思ってしまうことが主な原因です。  


選択肢全体をながめるとどうしても 

その細かい部分の誤りを見落としがちで 

正解の選択肢だと思ってしまいがちです。  


ですから部分部分で区切って本文と突き合わせることで 

細かい部分の誤りを見落としにくくなり 

正解の選択肢を残しやすくなります。  


部分部分で区切るというのは具体的に言うと 

読点で区切るということです。 

どうして読点で区切るのかというと 

分かりやすいからというだけです。  


国語が苦手な子に細かく分けて 

本文と突き合わせなさいと言っても 

一体どこで区切ればいいのかが分からずに 

結局は区切りません。  

しかし「読点で区切る」という風に 

明確な基準をつくってあげることで 

いちいち考える手間もなくなりやりやすくなります。  


子供たちに今やっていないことを 

やらせようとしたいときには 

出来る限り手間を省き 

簡単にできるような作業にしてあげることです。 

これは国語にかぎらず他の科目でも一緒です。   


ですから選択肢を判断するときには読点で区切って間違っているところに 

×をつけるようにしなさいというと比較的行動に移せるようになります。

「どの集団にも属さない」
自立とは
そういうものなんでしょうね。

依存せずに自立するためには
その過程で
「わがまま」が必須であること。

このことを知らない人があまりにも
多すぎる気がします。


行いて得えざる者あれば、皆反りて諸れを己れに求む。

                     

                  (孟子)

 

 【訳】

 自分がやってみてうまくいかないことがあれば、

 すべて自分の責任にして反省し検討する。


 自分がしたことの結果を人のせいにしないということです。

 これは『論語』にも繰り返し出てくる教えですね。

「解き方のコツ」を知っているだけではアップできません。


「解き方のコツ」をつかんだら、それを使って演習を繰り返す必要があります。

実力をしっかりと固めるためには、ある一定の演習時間を費やす必要があり、

それを実行しない限り進歩はありません。


文章を読んだり、設問を解くことを繰り返し行っているうちに、

「ああ、こういうふうに解けばいいのか!」ということがわかってきます。


そして、そのコツが身に付いたら、そのコツを使ってさらに演習を繰り返しましょう。

こうした小さな積み重ねが学力を伸ばし、大きな自信につながっていきます。

しつこいけれど 反復反復 寝ても覚めても反復です。

反復が無くなったときは 塾をたたむときです。