先日もお伝えしたように、中高一貫校では基本は学校の勉強です。附属でも将来の推薦枠争奪戦を考えるとやはり学校の勉強でしょう。
そして、学校の成績が厳しい状況の場合には大学受験の先取よりも「基礎固め」「置いていかれない事」が重要なので、ひとまずは鉄だSEGだ東進だマナビスだ、などはしばらく忘れてください
。大きく遅れを取ってからでは手遅れになりがちなので、そうなる前に手を打ってください
。
では、何をするか。
まず普段から、授業やテストでわからなかった所やわかりにくかった所を「学校の先生に聞きに行く」です。先生は丁寧に親切に教えてくれます
。
しかし、これはハードルが高く気軽にはできません。特に男子は苦手な子が多いです。できない場合の選択肢は「個別か家庭教師」です。塾に通うのは得策ではありません。なぜなら、塾には塾のテキストがあり、負担が増えるばかり
で学校の勉強のサポートにはならないからです。
とにかく「合格した」「全員の力はほぼ横並び」なので、遅れを取るお子様は「授業の復習を全くしない」「わからなくても放っておく
」が原因で、能力の差ではないです。
兆候が見えたら早めに手を打ち、ペースメーカーになりそうな家庭教師を付けたり個別に行かせるのがお勧めです。決して大手や授業料の高いところである必要はありません。
小6の3月や中1の4月の時点では、大学受験は6年後になります。すなわち中学受験で言えば「小学校入学前の春」です。今から集中してやっても続きませんし、大した意味はありません。入学して4月-5月は学校に慣れる、授業や部活などを含めて生活のリズム・ルーティンを知る事が最優先です。周りには子供をすぐに塾に入れてスタートさせる親もいますが慌てなくて大丈夫です。遅れを取る事はありません。
ちょっと身内に不幸がありブログが滞ってしまいました。
次回はどんな塾があるかについて書く予定ですが、その前に1本息子の近況を書きます。
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