楽器を寄付するふるさと納税! | 生活を豊かに醸造したい(life-brew) FP/料理/craft beer/音楽/美術/身の回りや季節のこと など-

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FP事務所ライフブリューです。
2019年まで「Mr.ソトコト」で綴ったブログをFP開業を機に再開します。
FP関連の比重を高めたい!と意気込んでますが、まぁあまり気負わず続けていければ。
以前の記事も残しておきますので、よろしければご覧下さい。



昨日の朝日新聞で初めて知りました。

自治体の小中学校に、お金の代わりに楽器を寄付して税控除してもらう。

なんて素敵な取り組み❤️

自分の中学時代も、ブラスバンド部の楽器は何十年も前のもの。
金管のベルはベコベコ、箱はカビ臭く、ホルンが無くて代わりにメロフォン。チューバも無くスーザフォンだけなので、なんとステージでの演奏会でもスーザフォンを使っていた😮 しかも内側がレッドブラスベルなんで照明で光るのなんの✨
客席から笑われたけど、チューバなんて学校は買えないし。

三重県いなべ市も、同じような学校からの陳情に悩んだ。そして、予算が無いと学校に断るだけじゃなく、何とかしたいと知恵を出し合い、楽器の現物を寄付してもらうふるさと納税を実現させたそうだ👍🏻
「株式会社パシュート」が楽器寄付ふるさと納税の専門サイトを立ち上げ、今では26自治体が参加しています。
詳細はこちら↓
なんかいいなぁ🤗

画像や型番による1次査定と、楽器が届いてからの現物査定で控除額が決まります。
あまりに状態が酷かったり、査定額に不満な場合は、送り主に返送されるそうなので、学校側はガラクタ掴まされなくて安心だし、送り主も買い叩かれる心配がなく、合理的ですね。

こんな仕組みを形にした自治体と、面倒なプロセスを引き受けた会社にアッパレ🪭です。

実は私も、もうン十年吹いていないトランペットが2本あります🎺🎺
吹いてないけどたまに拭いてます🤣

思い出が詰まっている相棒だし、まだ演奏する機会があるかも…と、寄付する気は全くありません。
でも、いつか譲りたくなった時に、この仕組みを使えたらいいなと思いました。
もちろん、演奏会の招待を受けたら必ず聴きに行きます。

ところで、
最近は授業料無償化の話が盛り上がってますが、公立学校で音楽するのは贅沢なんですかね?
美術部だって絵の具🎨高いし、運動部もコート維持やボールにお金かかります。
⚽🏈🏀🥅🥍🏑🥌🏹🥋🎾🏓

いなべ市に掛け合った学校の部活全体の予算は、年間数十万円だそうです。各部に割り振ったら何ができるのか…

政府予算の中で、少なくとも公立の義務教育にかかるものは、給食費も修学旅行も部活も、もっと生徒や家庭の負担軽減と参加機会確保、施設整備などに振り向けられないのだろうか?
あと、先生の残業代もちゃんと出して。
私立を目指すうねりが止まりません。

「楽器寄付ふるさと納税」
素晴らしいのだけど、本質的にはなんか違うな🤔という気がしてなりません。

ではまた。