大分県子ども将棋ネットと将星会のことが合同新聞に掲載されました。

取材の場面はこちら

 

対局シーンの写真は那賀くんと杣田君。うしろに見えるのが清末くんと田所くん。

 

そして、伊吹ちゃんへのインタビュー。

「すればするほど強くなれるし、最後まで物事を達成できるようになった。もっと攻めを磨いていきたい」

 

僕への質問は「将棋の子育てへの効果」についてでした。

こんなことを答えていたんですね。

--------------------------

藤井聡太四段の登場前から、最近は将棋を始める子が増えていると感じていました。
習いに来るきっかけは、親が自分で教えるのは難しい、お兄ちゃんお姉ちゃんがしているケース、もちろん藤井さんにあこがれてと言う子もいます。

グローバル化が進む分、伝統文化に触れさせておきたい、礼儀を身に着けさせたいという思いもあるのでは。
バーチャルな世界にふれる機会が多い中、将棋は40cmの距離で人との交流ができます。将棋の効果は「しれとこ」だと考えています。集中力、礼儀、到達、交流です。保護者もこのどれかを望んでいるのではないでしょうか。
将棋を学び身につくこととして、スキル(技術)の面では客観性と洞察力が挙げられます。
自分が指す、受ける、次にどうするか・・・少なくとも3手先を考える。自分の手をどこか客観的に評価する力が身につきます。洞察力は相手がどう来るかを読むことで深まっていきます。
ソウル(精神)の部分も大きいですね。教室では「磨き合い」をテーマにしています。
負けたり強い子がいたりすると、やはりある種のジェラシーを抱く。切磋琢磨し、それを乗り越えるということを大切にしています。100回負ければ得意技ができます。
子どもの中にある葛藤、負の部分を、将棋を通じて昇華させられるよう心がけています。

 

---------------------