大量のアフリカ美女を鑑賞した後で、一人物思いにふける。
若い頃は、なぜいい年したオヤジが若い子にちやほやするのか、感覚的によく分からなかった。
しかし、自分がその年になった今、それが実感としてわかる。
自分の生命力が一年ごとに衰えるのを感じる一方で、こんなに若くエネルギーに溢れたお姉ちゃんににっこり微笑まれたらそりゃあうれしいに決まっている。
それが飛びぬけて美しい女の人だったら、財力のある男の人ならどれだけ貢いでも歓心を買いたい、自分のものにしたいと思い、プレゼント攻勢をかけるのではないだろうか。
オヤジの悲哀と若いおネエちゃんなどという哲学的(?)な思想にふけっていたせいで、買ったサモサを受け取らずに出てきたのに気づいてあわてて戻る羽目となった。
お店のお姉ちゃん(ウガンダ出身)、
「あなたこれ忘れていったわよね。それにお金もまだ払っていないわね」
私「いーえ、ちゃんと払いましたとも。20ユーロ払って8ユーロおつりくれたでしょ」
「あら、そうだったわね。はい、じゃこれ」あっさり。
頼むわ、ネエちゃん。なんでドイツで日本人がアフリカ人にぼられなあかんねん。
しかし、このネエちゃん、夫にはやたら笑顔で、鳥の羽根みたいなバサバサのつけまつ毛を瞬かせるのだった。やっぱ男には甘いんか。うちの旦那なんか愛想よくしても何も出てこーへんでー。と心の中でチクリ。
オヤジが若いお姉ちゃんに甘いのはわかるとして、若いお姉ちゃんが男に甘いのは、これまた本能なのであろうか。
アフリカフェスティバルにいてもあれこれ考えるのはやはり人間の心理。私の習性はどこにいても変わりそうにない。