『失われし銀河の天使 ~ エルフィア ~』の主要キャラに、宇都宮和人が所属する株式会社セレアムの常務取締役の国分寺俊介(こくぶんじしゅんすけ)という人物がいます。
彼は、姉の国分寺真紀(こくぶんじ・まき)とは二卵性双生児です。
俊介は184センチで95キロという長身の巨漢ですが、筋肉質の引き締まった身体をしています。
そして、彼は学生時代から社会人2年目まではアメリカンフットボールの選手だったのです。
このことは、お話がかなり進んだところで明らかになりますが、俊介はこれが元でせっかく入った会社を辞め、姉の真紀と会社を立ち上げるのです。
その理由はお話読んでいただくとして、彼のやっていたアメリカンフットボールについて、ちょこっとだけお話しましょう。
アメリカンフットボールは元々アメリカで軍の作戦訓練のために考え出されたスポーツです。
そのため、極めてシステマチックで各選手の役割がはっきりしています。
攻撃チーム(オフェンス)と守備チーム(ディフェンス)が100ヤード(91.44メートル)のフィールドを巡ってボールを目印に陣地を奪い合うようなゲームです。
攻撃チームは、ボールをラン(持って走ること)やパス(投げ渡す)で、相手チームのエンドゾーン(相手陣地0ヤード以内)に運ぶのです。
1回のプレー(ランやパス)は、守備チームに捕まって地面に膝がついた時点で、終わり(ダウン)となります。
攻撃チームは、このダウンが4回分プレーできます。
この4回のプレーの内に、ボールを10ヤード(9.144メートル)前に進めることができたら、もう一度攻撃権を獲得でき、新たにファーストダウンとして、また4回のプレーをすることができるわけです。
そして、攻撃チームの作戦実行役の中枢プレーヤーが、クォーターバック(QB)という重要な選手になります。
そのプレーで、ランやパスでどうやってボールを運ぶか、だれに渡すか、どこで渡すか、作戦を見破られた時にはどうするか、そういうことを相手を観察し、常に考えながらプレーするわけです。
それで、QBになるプレーヤーは、フィールドが見渡しやすい長身で、冷静さと一瞬の判断と勇気に優れ、選手たちに信頼の厚い選手が選ばれることになります。
俊介は、184センチで日本人としては、かなりの身長です。
しかし、本場アメリカでは、ごくごく普通のサイズで、QBならだいたい190センチくらいの選手がほとんどですねぇ。
そういう意味では、俊介はQBとしては最適なのです。
お話の設定では、彼は学生時代に、かつては学生1部リーグにいたアメリカンフットボール部にその体躯を見初められで勧誘され、入部とともにQBとしてヘッドコーチに抜擢されました。
そして、その素質を如何なく発揮し、学生リーグでは2部とはいえ4年の時に優勝、念願の1部リーグ復帰を果たしたのでした。
しかし、1部リーグ復帰したその年、俊介は大学を卒業して社会人一部リーグの一チームに入り、QBと花咲いたのでした。
だから、学生時代には、1部リーグは経験していません。
と、ここまでのキャラ設定は、お話の中でもあまり触れてませんので、ご紹介しておきますが、ストーリー上、この先は今話しちゃうともったいないので、お話をみてきださいねぇ。
QBの話しに戻ると、攻撃チームの要なので必ずボールに触ることになりますし、ボールを持つ時間も長く、どうしても守備チームに狙われ易くなります。
プレーがコールされるやいなや、QBがボールを持っているうちに、守備チームの数人ががQBを潰しに殺到する場合がありあります。
これが、電撃作戦(ブリッツ/QBブリッツ)と呼ばれるプレーで、120キロはありそうな屈強な男が猛ダッシュでタックルをかけてきます。
どっかぁーーーん。
普通の人間なら首の骨くらい折れてしますよね・・・。
くわばら、くわばら・・・。
でも、アメリカンフトボールの選手たちは、少々タックルを受けても、けろりとして立ち上がってきます。
「やってくれるじゃねぇか・・・」
にやり・・・。
てな、具合かどうかは知りませんが、そういう世界に数年どっぷり浸かっていたのが国分寺俊介という人間です。
この経験はビジネスでも大いに発揮されています。
株式会社セレアムの常務取締役として、会社を牽引しているわけなのです。
また、姉の真紀はチアリーダーのメンバーとして、同じくチームを応援する立場でした。
そして、その時のチアリーダーの2人、岡本と茂木も、真紀にについて、セレアムに入社したのです。
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