6.6.30…「見えないものの大事」①
今日は、盂蘭盆会前の寺院清掃でした。
御住職様は、春の御彼岸のお掃除の時に話してくださったことを引用します。
お掃除することは、
①お寺が綺麗になっただけではない。
②参加した人皆んなの志が大事、生命が大事。いのちの問題、命の境涯の違い。仏様にお供えするキチンとお供えする。御本尊様に真心込めて備える心持ちでするか、その心持ちがないか。一つひとつがそういうこと。
その心掛け一つひとつで、違いが出てくる。
食事を作るのもどう思って作るかで、意味が違ってくる。
寺院のお掃除も御本尊様が喜んで下さるということを思ってするか、で違います。
そのことを教えてくださる日蓮大聖人の『白米一俵御書』の一節
「凡夫は志ざしと申す文字を心得て佛になり候也」(1544頁)とあります。
心掛けて励んでいきたいと、、思い出したので、書かせていただきました。
もう一つ、【掃除】というと、
「掃除の神様」と言われるほど有名な鍵山秀三郎氏を、皆さんも聞いたことがあると思います。
鍵山 秀三郎(かぎやま ひでさ
ぶろうさは、株式会社イエローハットローヤルの創業者。創業以来続けている「掃除」です。
鍵山さんは、「物を整理し掃除することは頭を掃除することでもあり、ムダや汚れに気づくようになる」との考えに至って、「凡事徹底」を提唱したという。
御住職様のお話の掃除だけでなく、心の気づきの同じですね❣️
その鍵山さんが、「凛とした日本人の生き方」という本を書いていますので、その一部を次回は紹介したいと思います。(続く)