6.6.15…「お雛様・因果」⑧


戦争は全部変えますね」……

という、読んでくださった方からのコメントです。


私もそう思います。

「物心・心身ともに」……だから、悲惨です。


今も世界中で、繰り返されている戦闘です。


特にイスラム社会や、イエスの言葉と言われる「汝の敵を愛せよ」と言われるのに、、、

あの「9.11  アメリカ同時多発テロ」を思い出します。

平和の女神に象徴されるアメリカ。

その大統領が、犠牲者を悼む追悼の言葉の中でいう「アメリカに神の御加護を・・・」と。


犠牲者はアメリカだけではないでしょう。全世界を巻き込んでいます。

このアメリカの自国のみが「正」であるという論理は何に基づいているのでしょうか。

矛盾ではないでしょうか。

報復を神は認めるのでしょうか?お許しになるのでしょうか?

当時、思ったものでした。


今も、ウクライナとロシア、パレスチナとイスラエルなどの戦争や内紛。争いが絶えません。

自分たちの勝利がなければ終わらないという図式です‼️


戦争は、元は人間の持つ心(三毒貪瞋痴とんじんち)から出ていると、日蓮大聖人様が教えてくださっています。

貪瞋痴(とんじんち)とは、

一に貪り、

ニに瞋恚(いかりのこと)、

三に痴か(正しいことを見極められない愚かな心・考え)

です。


だから、心身を清浄に……。

『御義口伝』に、「功徳とは、六根清浄の果報なり。」とあります。

大石寺版日蓮大聖人御書(1775)


生意気にも、拙書「六根清浄ー親と子の絆ー」の巻頭に、記させていただいた言葉です。


「貪り」その最たるものが、悲しい戦争ですね。

全ては原因と結果、間違った考え方を、一日も早く、清浄に正していくこと。

《六根清浄の果報》その教えを知って欲しいと願います。(続く)