6.3.20…「恩ということ」④


さて、その「生きるということ。生き方」について、

平成23年3月3 日に 「生きる」と題して、私が纏めたものがありましたので、次に書いてみたいと思います。(以下)


「生きるということは、信ずるということから始まっている。

人を信じ、生きる糧になると思い食べるものを信じ、周りのものや環境など何かしら信じて生きている。信じていなければ生きて行けない。

その究極の姿が「信仰」であり宗教ということ。

宗教とは、人が生きて行く上での大本の教えということ。

その大本の教えが間違っていて正しくなかったら、信じられないものであったならば、どうだろうか?

正しいという文字は、一に止まると書くが、本来正しいというものは、一つしかないことを意味している。


現代では、多様な価値観や思想観があるが、夫々分分において、正しいとされるものは存在する。

人が人として生きる上で、指針となるべき方途を示してくれて、全てにわたり正しいと言えるものは、一つであると思う。


まして、人が生きて行くための教えがマチマチであったならば、争いが起こる事は火を見るよりも明らかであろう。

「信じる」ということは、そういうことではないか。


例えば、 結婚した相手を信じていなければ、一緒に生活して行けないだろう。信ずるに価しない状況になったら、苦しみ悩み悲しくなるという現実が出てくると思う。

信ずるということは、生活の基本である。


世の中のあらゆる現象に、相手という「縁」があり、それを「信じた」という「因」があり、知る知らないに関わらず、信じた対象により、その結果「果」は現れてくる。

何でも信じたらよい、というものではない。のではないか。と、、

(続く)