6.2.13…題名 幻冬舎「セカンドライフコンテスト」に応募作品 「ねむりたい」⑧
平成21年には、法華講連合会の大きなイベントのためのお手伝いでした。その後も続けて色々お手伝いさせていただきました。
平成26年4月〜28年3月迄、その組織で、ある取り纏めの立場のお役目をいただきました。
そのお役目は、何も経験のない私でしたので、ガムシャラにさせていただきました。毎日夜迄それぞれの部署の方々と……今思えば、大変ながらも楽しい思い出です。
平成28年、その組織でのお手伝いから離れてからは、パソコン処理が少し出来ましたので、菩提寺でパソコンでの取り纏めをすることがあり、させていただきました。取り纏めには期日がありましたので、間に合わせるために夜中になることもありました。
その菩提寺の御住職は、北信濃の地にいた頃、母の葬儀の時からの繫がりのある方、長いご縁です。
最初のドキュメンタリーへの応募の時も、励ましてくださいました。とても御恩がある方です。
その御住職が平成29年に御遷化されました。ご厚誼に本当に感謝しております。
私の「ものを書きたい」という思いは、その後も続いていました。
平成30年3月に、幻冬舎の自分史セミナーが無料で受けられるという事を知り、申込してセミナーを受けました。
担当者の方々のアドバイスをいただきながら、予てから「ライフワーク」と考えていた「本を出したい(自分史の出版)」という思いに向けて、準備の執筆作業をしていきました。
しかし、その内容は、元夫のことや家族のことを書かなければならないものでしたから、生存中は本にするのはと躊躇していました。
そんな最中に、元夫が平成30年9月死去したのでした。
元夫の死去で、私は出版を決意することが出来ました。
息子達も、「母さんは書きたいのだろう!いいよ。」と言ってくれました。
約一年掛けて幻冬舎の編集担当者のアドバイスをいただきながら、令和元年の一周忌に、拙書「六根清浄ー親と子の絆ー」の上梓の日と決め、書き進めました。この間も夜中迄続く執筆作業でした。
全く素人の私です。「本を出すと言うこと」が本当に大変な作業だと、私は始めて知りました。とても心に残る貴重な体験でした。
(続く)