5.11.7…

「御会式に着物を纏って」  着物への想いから


5.11.6の「日蓮大聖人御会式御正当会」のお祝の大事な法要では、

淡い桜色の着物・ピンクの帯締め、臙脂色の、帯揚げで桜尽くしに整えて、元夫の家紋の紋付黒羽織を羽織って、心を正し身仕舞い整えて参列しました。

前日の御逮夜では、黒大島紬ですから、本来、正装ではありませんけど、亀甲模様と、帯の吉祥柄で整えました。


私は、色々あって家を出てから少し落ち着いた頃、自分のために着物を買いました。

一時ハマりましたけど、仕事していましたし、お茶やお花をする訳でもなく、着る機会はありません。

そこで、御報恩御講には着て参詣させて頂きました。

しかし、地方部のお手伝い東日本大会→75000名大結集少年部のお役目と忙しくなり機会を失しました。

その後、大変お世話になった先代御住職様の御遷化、元夫の死、六根清浄の上梓と忙しい時代。

その頃から足腰の不具合も出て来て、着物を着ることがなくなってしまいました。


私は69歳迄、一日も途切れず働いていました。当時は一応スーツでしたが、退職してからは、メタボと腰の不具合から、体型が崩れてスーツ類は着れなくなりました😝

ですから、せめて、お正月と御会式だけは正装(っぽく)でと、着物を着ることにしています。

そんな事情からの着物姿です。


母は、戦前、東京で高級料亭をしていた親の元で育ち、伯母は日本舞踊の師匠をしていました。

母たちは、一族揃って北信濃の地へ疎開。きりゅう製品を製造していました。その後も、幼少期には着物は身の回りにありました。母が戦後結核に罹患し入院。その後工場が倒産。

貧乏の中で、母の着物が質屋などへ消えていきました。

そんな着物への思い出から、心の中に着物への執われがあったのでしょう。

ですから、大事な法要に身仕舞いを正してという信心の上からという、心のかけらも乏しいものなのですけど、、。

幸い、今は、お役目もないので、着物を着付ける時間もあること。

大事な法要に、フリだけの浅はかな表れです。

自分が着物を着たいだけ😝

着物への愛着(執着)ですから、困ったものです😅


そんな私ですけど、御報恩の真似事ですが、本当に幸せ者なのだと感じています。

有難うございます❣️

この機会にそんなお話をさせていただきまして、更に感謝、有難いと思うのです🙇‍♀️

皆さま、こんな私ですが、これからもよろしくお願いいたします🙇‍♀️


因みに、令和になってからの着物姿を写真で思い出しながら、掲げてみたいと思います。

腰を悪くしてからですので、姿勢が悪く着崩れしていて

お目汚しですが、、、ご容赦を


2023.11.5…御正当会 🌸尽くしと白の袋帯と臙脂色帯揚げ帯締

2023.11.4…御逮夜 黒大島紬と吉祥柄帯と萌葱色帯揚げ帯締

(コロナ禍制限が解け、参詣)

2022.11.6…御正当会 

市松模様江戸小紋と薄墨市松の綴れ帯と茶帯揚げ帯締

(コロナ禍で御正当会のみ)

2021.11.7…御正当会 

漢方染訪問着とそれ用に誂えた帯と☕️のの帯揚げ帯締

(コロナ禍で御正当会のみ)

2020.11.15…御正当会   鶯色一つ紋と手鞠柄の袋帯茶帯揚げ帯締

(コロナ禍で御正当会のみ)

2020.1.1…元旦濃緑と葉っぱ小紋と吉祥柄帯萌葱色帯揚げ帯締

2019.11.3…御正当会 

雨の為黒のシルクワンピースなので、ナシ

2019(令和元).11.2…御逮夜 紺に木立柄臙脂色帯揚げ帯締


→→→古いのを探したので、

順番が間違っているかもしれません。ごめんなさい🙇‍♀️