6.9.21…「和様」
何となく好きな言葉です。
和様という言葉は、日本の美術史において、日本風が顕著になった平安時代中期から後期にかけての作品に対して、広く用いられる様です。
純粋な意味での日本古来のものではなく、その原形は唐から伝わった文物を「日本の風土や感性に合わせる」形で改良され、成立した文化様式という。
特に、仮名の使用を和歌を中心として、男性も非公式の場において平仮名を用いる事になった。
こうした中で書道において、和様の書道が形成され、建築様式においても、日本独自の要素を取り込まれていった様です。
私は、この言葉から、日本人の柔軟性、優しさ、和む(気持ちなどがやわらいで落ち着く。なごやかになる)、和合(仲よくなること。親しみ合うこと)などを、感ずるからなのですが……。
今朝のこと。
雲多し秋分の前未だ暑し 永久
今日は雲はあったのですが、
外出の用もなく家篭りして、
今日もトライの原稿作りでパソコン作業でした。
ふと見ると、落ちたお花が……
和の色目この花やさし若菜色 永久
この花は「樒」という香木(御仏前に供えた)です。
普通は春先に花をつけるのです。買ってきた時(9/18)には気づかなかったのですが、昨日お花が開いているのに気づきました。
今朝、散ってしまいましたが、
とても綺麗なので、カメラを向けました❣️
「若菜色」という名前も素敵ですね😍
ググって「和色大辞典」を見てみると、凄い数の色‼️驚きます。
これ程、日本の心の繊細さを思ったのでした❣️
今日も、やさしさを感じた一日でした。ありがとうございます😊