4.4.16…「最期臨終を見据えて思う」…世代を超えて(38) 8.4.20投稿
⑰ 世の中に起る事象・物事についての考え方として
⑴ 中道という考え方……
(※※現在、日本の政治で中道を標榜する政治団体がありますが、その中道とは全く違いますので、ご注意ください)
中道とは、偏らないこと、全てに行き渡ることです。
自己の主観に偏り過ぎて、その思い込みに頼ることも正しい真相から外れて、不孝な結果に及ぶ事になります。
⑵ また、客観に偏って、外面を考えすぎると中心性を欠き、自己の立場を失うことになります。自我を忘れては無気力となり、反対に自我に執われ過ぎると種々の悪事や不孝の原因を作ることになります。
⑶ 大乗仏教における中道……
「色即是空 空即是色」、我々の生命は、不生不滅世の万物の色法と真理としての空との中間に、「空にもよらず色にもよらない」ということ。
我々一人ひとりの迷いの煩悩の奥深く、その中道が示す悟りがあると説かれています。
(権大乗教では、それを得るための修行は、無量阿曾祇劫というとてつもなく長い期間が必要なのです)
⑷ 法華経における中道……
「煩悩即菩提・生死即涅槃」我々一人ひとりの迷いや煩悩の生命そのままに、直ちに中道が具わると説かれています。
「諸法実相(乃至)如是相・如是性・如是体・如是力・如是作・如是因・如是縁・如是果・如是報・如是本末究竟等」
法界の深奥に即して一切諸法が仏であるのです。
煩悩・業・苦の当体が、信ずるとき直ちに清浄な法の身となり、不思議な智慧を得て、おのずから苦より脱することが出来るのです。
⑸ 末法における中道……
「南無妙法蓮華経」、本門の本尊・戒壇・題目の三大秘法の正境たる本門の本尊に対し奉り、無二の信心で唱題するとき、生命・生活の上に、中道の妙理と功徳が顕れてくるのです。
「総・別」の二義の考え方と受け止め方……
総合的な見通しの構想、個々の問題へ的確な判断や方針
「変毒為薬」「転重軽受」「禍い転じて福となす」のです。
以上、「正しい宗教と信仰」の冊子から抜粋して要点だけを記して来ました。
詳しく知りたい方は、是非、読んでいただけたら幸いです。
未だ、このシリーズは続けていきたいと思います。
原稿を整えるために、此処で一旦中断いたします。
暫くしてから再開しますので、よろしくお願いいたします。 永久







