迷子センターの常連だった -3ページ目

迷子センターの常連だった

気がつけばいつも一人。一緒にいたはずの家族はいずこ?

幼児期、半年に一度は必ず迷子センターに捕獲されていたスナフキン・えいきゅーの真面目かつ不真面目なハナシ。

昨日に引き続き2009年の運勢です。




丑宮が「疾疫宮」に該当している方


健康状態に焦点が当たる一年です。


自分自身の体調管理や


近しい人たちの病状などがクローズアップされます。


ここに武曲がいれば


2009年は壮健そのものです。


体力的にはかなり無理がききますが、


来年に持ち越さないよう留意してください。


文曲がいる方は


オーバーワーク(過労)に気をつけてください。




丑宮が「遷移宮」に該当している方


年間のテーマとして


対人関係や移動、旅行などが持ち上がってきます。


社会的な自分の活動能力に


焦点が当たる時期です。


武曲がいた場合には


転居・移転・移住などの計画を


実行に移すベストタイミングとなります。


文曲がいる場合には


契約上の行き違いに充分注意を払ってください。





丑宮が「奴僕宮」に該当している方


会社の同僚や後輩、生徒や年下など


身内ではないが日常生活の一部を共有している


人たちとの関係性がクローズアップされる一年です。


武曲が入っていましたら


彼らの活動が大いに助けになることでしょう。


もともと働き者の彼らですが


今年はそれに輪をかけて働いてくれます(笑


面倒事などは積極的に力を借りましょう。




丑宮が「官禄宮」に該当している方


仕事が重要なファクターとなります。


就職・転職・求職・離職・今後の事業展開、


いま手がけている仕事・これから手がけたい仕事など


職に関する意識が問われる一年です。


ここに武曲がいたら


迷わず前に出て思うところを実行すべきです。


文曲がいたら


計画の撤回や案件の見直しを迫られますが


焦ってはいけません。


時期まだ尚早ということなのです。




丑宮が「田宅宮」に該当している方


家の中、家庭、不動産に焦点が当たります。


人によっては親の代から何かを相続したり


もしくは「家庭」という枠組みから


飛び出していくという展開があったりします。


武曲がいる場合、


家を建てたり改築したりといった


前向きな進展が得られます。


代々の墓を建て直すことにも良い年です。




丑宮が「福徳宮」に街頭している方


自分の精神状態に重きが置かれる一年です。


物質的な環境に取り巻かれることよりも


自分自身の心にマッチしているかどうか、に


意識の焦点が集まります。


武曲がいれば


精神状態は前向きになり安定します。


心が満たされることが多く


気分的に充実した一年になるでしょう。




丑宮が「父母宮」に該当している方


その名の通り、父母との関係性


主に感情関係がメインとなる一年です。


距離の遠近に関わらず


「親」というものについて再考せざるをえない年です。


武曲が入っていれば


非常に実利的で前向きな進展が得られることでしょう。


文曲がいれば


父母は心のゆとりが無く、自らのことで手一杯の状態です。


また書面や文章での契約事は


父母を頼らないほうが賢明です。




・・・ということで


非常に大雑把ですが


2009年の「丑宮」傾向分析を終わります。




上記に記したようなことは、


実際に発生する確率は高いものの


「知って」さえいれば


どうとでも対処できる類のものです。




以前 記事にも書きましたが


「予言は『認識する』という思考作業を通じて


その影響力を無効にすることができる」


というのが私自身の信念でもあります。


生まれ持った命盤の


星の配合を変えることはできませんが、


意識のありようによって


それらのエナジー(周波数)を


人間自らがコントロールできると信じています。


このことは


西洋占星術が誕生する以前の「秘教」占星術でも


言及しているところです。




「人間は無自覚のままの段階だと


宇宙(惑星)エナジーに支配され、振り回される。


自覚ができるようになると


それらのエナジーを理解し、


使いこなすことができる。


やがて意識が発達を遂げると


星の影響下から逸脱し、


自由自在に生きることができる」




せっかく人間としての自由意志を持ちながら


「宇宙(惑星)エナジー」といういかんともし難いものに


振り回されて生きるだけ・なんて


個人的趣向から言えば「つまらない」です。




紫微斗数占術の主役はあくまでも


三次元界の地球に生きている肉体を持った我々


であって、


北斗七星も南斗六星も


我々おのおのの自由な人生のために


活用されるべきエナジー


だと私は思います。




「敵を知り己を知れば百戦して危うからず」


と孫子は言い、


「私は知らない・ということを知っている」


とソクラテスは言いました。


「知」という人類最大の利点を


ぜひ個々の人生のクリエイト(創造)に


活用していただけたらと思います。





紫微斗数の世界では


新年は 現在の暦の元旦ではなく


旧暦の一月一日ということになっています。




これはお膝もとの中国が


太陰太陽暦を採用しているためです。


かつては日本でも同様にして


旧暦を採用していました。


604年、推古天皇の治世に初めて暦の概念がお目見えし


その後 明治5年に改暦されるまで


お正月は現在の立春前後に祝われていました。




立春は現行暦の2月4日です。


その直前の3日には節分と称して


豆をうち、大祓いの儀式を済ませます。


古い「気」のケガレを祓って


清浄な新しい「気」を招き入れるためです。


紫微斗数占術は数え年で命盤を作成しますので


旧暦の元旦が過ぎれば


人は皆 1歳年を重ねます。


厳密に言うと「元旦」の日付は確定しておらず


その年によってまちまちなのですが、


節分前後という時期には変わりありません。


なので


大限(十年運)小限(一年運)大歳(流運)の変わり目は


ほぼ立春ごろと考えてもいいと思います。




大限と小限については


命盤によってまったく異なっているので


個人のものを見ないと解りませんが、


大歳(流運)につきましては


万人共通の読み方があります。


大歳とはずばり その年の干支のことなので


今年は命盤の「丑」宮をみれば


その年の中心事項がわかるわけです。




紫微斗数は様々な流派がありますので


一概には断定できませんが、


どの派も


その年の運気をみるにあたって


「大限だけ」とか「小限だけ」という


考え方はしないと思います。


そこで


新しい年を迎えましたので、


今回は万人共通の「丑」に着目した


「大歳」による2009年の運勢を


参考程度に載せたいと思います。




こちらはあくまでも参考程度ですので


あまり結果に囚われず


日常を楽しむポイント程度の意識で


受け取っていただけると嬉しいです^^




では ご自分の命盤をご用意ください!


ちなみに甲級主星14星が


各宮に入座している場合には、


2009年その星の象意が


クローズアップされることになります。


「光輝度」に留意し、できれば


星のエナジーに振り回されないように


あなたが 彼らをコントロールしてください。


また2009年は全命盤共通事項として


武曲星に化禄(吉兆)


文曲星に化忌(凶兆)が飛星します。


もし「丑宮」に上記二つが入っていましたら


武曲の場合は前向きな現実的対処が大いに功を奏し


文曲の場合は余興を楽しむゆとりが無くなる


と解釈してください。





丑宮が「命宮」に該当する方


2009年は非常に大切な年になります。


自分の一生を左右するような大きな出来事に


遭遇するかもしれません。


生まれ持った才能を意識する年でもあります。


ここに武曲がいた場合、


まさに行動あるのみです。


結果は必ずついてきます。




丑宮が「兄弟宮」に該当する方


2009年は兄弟姉妹・友人関係に焦点が当たります。


お互いの感情や利害関係、


それに関して協力し合えるかどうかが


キーポイントです。


この宮に武曲がいた場合、


互いに支えあい


建設的な方向に向けて


足並みを揃えることができるでしょう。




丑宮が「夫妻宮」に該当する方


配偶者や結婚に焦点が当たります。


ここに武曲がいた場合には


夫婦間で出す現実問題への解決策などが


非常に順調に運んでいきます。


金策も良好になるでしょう。


独身の方は結婚に向けての


具体的な方向性が見出せると思います。




丑宮が「子女宮」に該当する方


子供との関わりに焦点が当たります。


親子の間の適切な距離感を探る時期です。


武曲がいた場合、


今年はお子さんの勇気や実行力に


火がつく年になるでしょう。


着実に成長しますので


信じて温かく見守ってあげてください。




丑宮が財ハク宮に該当する方


金銭問題に焦点が当たります。


調子の良し悪しは


この宮に入っている星たちの象意と


光輝度、力関係で判断することになります。


ここに武曲がいた場合、


商売拡張には絶好の年になります。


ビジネスを考えている方は


この年を見逃してはなりません。


ヤマっ気さえ出さなければ


確実に収益を上げることができるでしょう。




すみません、


時間がなくなりましたので


本日はこれにて。


続きは明日アップします。






という、非常に面白いご質問を


読者の方から受けましたので、


この場を借りて私の


個人的見解をもってお答えさせていただきます。




この読者の方は「自称・予言ファン」でいらっしゃるそうで


かの1999年世紀末予言から


大本教の世直し予言、


最近流行のジュセリーノ氏まで


大方のものならすべて網羅したそうです。




しかし気になるのが


世間一般に流布した後の予言的中率の低さだそうで


なぜ予言は当たらないのか・


当たらないならなぜ予言するのか・


非常に理解に苦しむのだそうです(笑




とても興味深いご質問ですね。


実はこれと同じような事象は


漢字が成立する前の古代中国では


日常茶飯事に起こっていたことのようです。




甲骨文(殷代の文字・つまり破軍=チュウ王たちが


使用していた文字です)


金文(周代の文字・つまり武曲=武王の子孫たちが


使用していた文字です)


漢字(甲骨文・金文という神聖文字・象形文字を経て


誕生した現代の文字です)、


これらの文字に関しては


立命館大学の故・白川静教授の研究足跡に


勝るものがありませんので、


『白川静著作集』より解説させていただきます。




「口」という漢字があります。


これは何から発祥した言葉なのかといいますと


元来は


「神のお告げ(コトバ)を保管する器」


のことを指していました。


当時の古代中国はまぎれもなく神権政治であり、


政事を行うたびに「神」に伺いを立てるという


風習がありました。


甲骨文(亀の甲羅に文字を刻み込み、


炙ったときのひび割れの状態で吉凶を判断する)が


発生する以前は、


そのような「御神託」を得るために


意識喪失(トランス)状態になった巫女(シャーマン)の


存在が不可欠でした。


トランス状態に陥った巫女(女性に限りません)は


「神」が将来に向かって実現を約束した言葉を語ります。


その言葉を文字として書きとめたら


王を含む政事の関係者以外の者の目には


決して触れぬ様に


厳重に保管しておく必要がありました。


なぜなら 


「神」の告げたコトバは


白日の下に晒されてしまうとその効力を失うからです。


その現象は今でも


私たちの使っている日常漢字のなかに潜んでいます。


舎・害 などの漢字は


その「御神託」を保管した箱の上に


大きな針を突き立てて破壊し、


「神のコトバ」の持つ呪力を


失効させる行為から誕生しました。


一方で


告・誓 などという漢字は


いずれも「神のコトバ」に対して


受諾および服従の意を含んでいます。




この「神」という存在ですが、


かつては超自然的存在、つまり「天帝」という


非常に漠然としたイメージで捉えられていました。


現在では「宇宙的存在」もしくは「異次元的存在」と


解釈できると思います。


巫女(シャーマン)という人々は


三次元特有の周波数から離脱して


多次元の周波数をキャッチする技能を有していました。


この「多次元の回路」を開いて得られた回答が


すなわち「神のコトバ」となったのです。


考えてみればちょっとゾッとしますね(笑


そちらの次元の「神」を名乗る相手が


本当は
いったい何者なのか、


素性さえも知らないのに


返事を鵜呑みにするわけです。


(もしかすると「神」を名乗る異次元の相手方は


ごく普通の専業主婦だったり


サラリーマンだったりするかもしれませんね・笑)




さて先日の記事において


「個人の意識が結集したものが現実化される」


ことを書きました。


創業当初はささやかな規模だった会社が


後に大企業へと成長するときには、


決まってそれだけ多くの個人意識が


会社の経営理念に共感しているのです。


私たち人間の一人ひとりは小さいですが、


意識のちからは非常に大きなものです。


このちからが束になったときには


不可能と思われるようなどんな現象でも


実現することができます。




では


予言や「神のコトバ」が


一般に流布すると効力を失うのは何故なのでしょう。




それは


予言も「神のコトバ」も


三次元のものではないからです。




三次元という「いま・この場」に


肉体を持って存在している我々とは


異なる存在が発した言葉は、


この次元において現実のものとなる


基盤を有していません。


あちらの世界では現実化される言葉でも、


こちらの世界では


こちらの世界の誰かが


その言葉に


格別な思い入れを持ち、


行動に移さないかぎり


現実化されることがないのです。


なぜかといいますと


そもそもの周波数が異なっているので


三次元に生きる大多数の人々に対して


実感を湧かせることができないためです。


実感を伴わないコトバは


三次元界の住人たちの個人意識を


動かして集中させることができません。


ですから あくまでも


そのコトバに忠実に仕える意思を持っている


人たちだけに、意味を持つものです。


「予言が当たらない」という現象も


その「予言」、つまり「情報」を提供している先が


三次元以外の次元であった場合には


「予言開示」、つまり「情報公開」した瞬間に


思いっきり外れる可能性が高くなりますが、


それは上記のような理由によるものです。




逆に言えば


当たったら困るような予言やお告げの類は


書籍なりウェブなりで


全面開示してしまうのが良いのでしょう。


多くの人に「知られた」他次元発祥の言葉は


その途端に三次元での効力を失効します。


だからこそ


秘教や秘儀として隠匿されたのです。


しかし時代の流れが変わった今は


隠匿しておく必要性すら


もはやないのでしょう。




これから 多くの秘されていた事柄が


次々に明らかになってくると思います。


それを「知る」ことが大事です。


良い・悪いをジャッジすることが


大切なのではありません。


認識すれば支配下から逃れることができます。





「知る」という脳の働きは


三次元界の人間が持てる最高の武器なのです。