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ノルウェーには、会社の給料日に、「lønningspils」という慣習がある。

訳すと、「給料日のビール」である。

毎月給料日の数日前になると、イントラネットで場所と時間が知らされる。

確か、1杯目は会社がおごってくれるというものだ。

ノルウェー人はお酒好きである。

私は、社交が苦手だし、家にまっすぐ帰りたいタイプなので、今まで参加したことがなかった。

でも、今日は数人の同僚が誘ってくれたこともあり、何よりも、主人は出張で不在、上の娘は留学中、下の娘はお稽古事なので、

家に帰っても一人だし、ちょこっとだけ顔を出すことにした。

結果、行ってよかった。

レストランでは、屋外に椅子やテーブルが並べられ、沢山の人で賑わっていた。

陽が当たり、心地よかった。

ワインを2杯ほど飲んで、ほろ酔い気分で家路に向かった。

暖かい太陽、少しのお酒、おしゃべり。

久しぶりに楽しい気分が味わえた。

たまには敬遠しないで、行ってみるものですね。

途中のトイエンの駅で、事件が起きた。

サイレンのような音がして、車内アナウンスが流れた。

そして、全員が地上にだされた。心なしか煙臭い。

しばらく外で待っていたら、人々が中にはいっていったので、そのまま、プラットフォームに向かうと電車が普段通りにやってきた。

その様子を家族のグループチャットで連絡したら、上の娘がアフテンポステンの記事を送ってきてくれた。

どうやら近くの建物の屋上でボヤ騒ぎがあったらしく、辺り一帯に煙が充満しているんだとか。

それが理由なのかな？

仕事をして、

軽く飲んで、

途中の駅で降ろされて、

それから、家に着いても、辺りはまだ明るかった。

そして、明日はハッピーフライデー。

のんびり、のほほんと暮らしてます。