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春と秋に行われるノルウェー恒例の行事であるロッペマーケット。
ノルウェー在住の方なら、皆さん一度は行かれたことがあると思います。
学校の鼓笛隊の資金集めのために開かれるフリーマーケット。
パターンは決まっていて、春と秋の2回の土日に、ノルウェー各所の学校で開催される。
捨てるには忍びないが不要なものを引き取り、それを安い値段で売って、
楽器を買ったり、鼓笛隊の運営資金にする。
ものを寄付する方も、それを買う方も何かいいことをしたような得した気持ちになる。
子供が小さい頃は、スケート靴やスキー、洋服や靴と、本当にお世話になった。
先週末、この秋最後のロッペがオスロの北のとある学校で開かれた。
土曜日の開始から1時間ほどたってから学校に到着したのだが、既に駐車場は満杯。
ただ、出入りが激しいので、駐車スペースはすぐに見つかった。
「服」「靴」「食器」「本」「家具」と
興味のある売り場を回っていく。
様々な年齢層の人でごった返す、雑多で活気ある雰囲気もわくわくする。
多くのものは、捨ててもいいようなガラクタばかりであるが、中には状態のいいものが混ざっている。
掘り出しものを見つけるのが醍醐味である。
最近は、ロッペ好きの主人が、ガラクタを買わないように、どちらかというと私はその見張り役である場合が多い。
私の狙いは、主にビンテージものの食器。
ただ、最近は置くスペースがなくなりつつあるため、欲しいものがでてきてもぐっと我慢することが多くなった。
が、しかし、
今日はどうしても買いたい品物に遭遇した。
独身時代に2人で旅行したチェコのプラハで購入したクリスタルの「ボヘミアンワイングラス」
それと同じシリーズの「シャンパングラス」を発見!‼️
20年以上前の若かりし日の思い出が蘇る。
プラハで買ったとき、店のおじさんが
「これはクリスタルだからこうやっても割れないし、音がきれいなんだよ。」
とかなり強い力でグラス同士をぶつけて、クリスタルグラスの見分け方を教えてくれた。
「なるほど。」と感心した記憶がある。
いくらで購入したかは覚えていないが、それなりの値段はしたはずだ。
擦りガラスで持ち手の部分が持ちやすいように少し曲がっているちょっとかわったデザインが気に入って旅行の記念に2人で購入した。
お酒は二人ともあまり飲めないので、お客さんが来たときにしか使わず、ずっと食器棚の飾りになっている。
これを見つけた途端、購入することで2人の意見が即一致した。
6個で60クローネを50クローネにまけてもらって、交渉成立となった。←既に安いのに、それでも値切る関西人魂!
きっと、食器棚の肥やしになるのはわかりつつご購入。
完全なる「自己満足」である。