今日もご訪問ありがとうございます。
国際結婚された方に聞きます!
「ご家庭ではどの言語で話されていますか?」
- 日本で知り合った人、
- 自身が留学や仕事などで来られていて配偶者の住む国で知り合った人、
- お互いが海外に留学などで滞在していて、第三国で知り合った人
など様々な形があるだろう。
ノルウェーだと、
- 夫婦間は英語(徐々にノルウェー語に移行)
- 子供に対しては、それぞれの母国語
というパターンが多いだろうか。
ただ、子供の日本語を維持するのは難しく、だんだんと子供が日本語で答えてくれなくなりあきらめるというパターンもよく聞く。
うちは配偶者が日本人なので日本語オンリー。
→故に、私のノルウェー語および英語力がなかなか伸びない言い訳にしている。
今日は娘達の提案で、食後の会話を全て英語ですることにした。ちょっと変な感じだけど、しばらく話しているとそれなりに慣れてきた。
が、あとでどっと疲れた。
どうしても、日本語以外になると肩の力がはいってしまうし、ましてや、いつも日本語で話している相手に英語で話すというのは、違和感があって心地悪い。
職場では、日本語という選択肢がないから、英語かノルウェー語になり、英語で話してもらえると、ノルウェー語よりもずっと楽になる。相対的なものだ。
なので、家に帰ってきて日本語で他愛のない会話をすると落ち着く。
母国語は私にとっては救世主のようなもの。
国際結婚した人は、「外国人の配偶者が日本語ぺらぺら」っていう人もたまにいるけど、基本、英語かノルウェー語になる訳でしょ?
疲れないのかな?
やっぱ、慣れてくるのだろうか?
それとも、語学に長けているから国際結婚できる?
いやいや、皆さん、きっとすごく努力してるんだよね!
私なんかは、
「家にノルウェー語の先生がいるようなものでいいよな。」
と思うが、
「あんまり難しい会話しないからそうでもないよ。」
「ノルウェー語なんて面倒臭がって教えてくれないよ。」
という声も聞く。
ノルウェー語も日本語も操る娘達に、
「話しやすい言語はどっち?」と聞いてみた。
答えは、話す内容によって異なるということだった。
例えば、政治の話やことわざなどは日本語。
勉強の話はノルウェー語。
ネット上の話題は英語だそうだ。
私にはこの感覚は到底わからない。
「もし自分に子供が産まれたら、家では何語で話す?」
とさらに聞いてみた。
面白い答えが返ってきた。
ノルウェーに住んでいたら日本語。
日本に住むんだったらノルウェー語
ということ。
その心は?
「自分が忘れないようにマイナーな言語を話したい」
ということらしい。
なるほど。
アメリカ生まれでバイリンガルでもあるジャーナリストの木村太郎さんが、
「英語は汗かかないと絶対うまくならない。楽に覚える方法はない。」
と、あるTV番組で明言されていたが、まさしくその通りなのだろう。
子供達は、楽に言語を習得したような錯覚に陥るが、汗をかいて身をもって、言葉を学んできたのだ。
今更ながら、これまで楽してきたしわ寄せを身に染みて感じている今日この頃である。