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学校の新学期が始まり、しばらくすると

「父母総会 Foreldremøte」の案内がくる。

 

これは

外国人の私にとって、とっても重荷になるイベント

 

主人は、子供達が小さい頃から絶対に出たがらない。

(でも、今日は珍しく行ってくれた。チュー

 

私は、子供達が可哀そうという思いから、なるべく出席するようにしていた。

 

が、回を重ねるごとに、「ママ、行った方がいい?」と聞いてから行くことになり、ママが行きたがらないのを察した子供達は、「いいよ行かなくても。」と言ってくれるようになり、それに甘えて、だんだん行かなくなっていた。

 

でも、今日は、「来年は高校入試だし、もうすぐ行く修学旅行の話もあると思うから、行った方がいいよ。」と娘にいわれ、「今日父母総会があるから忘れないでね。」と念押しのSMSがはいったので、しぶしぶ行くことにした。

 

おおまかな流れ:

 

  1. 新学期がはじまると、しばらくして父母総会の案内がある。
     
  2. 出席の可否を紙に書いて提出。
     
  3. 当日は、まず講堂などの広い場所に集められて、学年全体、時には2学年あわせて全体集会が行われる。
     
  4. その際に、まず校長先生の挨拶に始まり、学校の指針のようなものについてプレゼンテーションがある。
     
  5. その後、各自の教室に案内され、担任よりクラスの説明(各教科の先生の紹介、クラスの方針など)があり、続いて、質疑応答となる。
     
  6. イベントなどが控えている場合はその説明も追加される。
     
  7. 最後に、クラスの代表者、その代理、FAU(PTA)の役員とその代理を自薦あるいは他薦により選出。
     
  8. そして解散 (さくさくっと終わればいいが、ケーキやコーヒーがでたり、グループに分かれてディスカッションさせられることがある。その時は私は貝のようになる。)

 

といったところ。

 

敬遠する理由:

 

  1. 本当に本当に、申し訳ないのだけど、言ってることが100%理解できない。
     
  2. 全く理解できない訳ではなく、「なんとなくこうかな?」といった感じなので、議論に入ることができない。
     
  3. そんな訳で、いつまでたっても私は傍観者。
     
  4. 議論の内容が大したことない。これが一番の理由かな。(今日は、「子供が昼食を残して帰ってくることが多いので、電子レンジをクラスで購入することは可能か?売店で買える食べ物の種類が少ないのは何故か?他の学校は沢山あるのに。などなど。」)
     
  5. だいたい、意見をいう保護者は同じ人で、自分の言いたいことをとめどなく言い続け、先生はそれに対して丁寧に返信していく。(←クラスで議論すべき内容か個人的な内容かを判断して、後者の場合は、後で話すようにするなど、議事進行を的確に進めてくれれば、さっさと終わるのにぃ。)
     
  6. 話し合った内容は、出席できなかった保護者に向けて、「議事録」を送ってくれるので、行かなくてもそれほど問題にはならない。
     
  7. その後、「三者面談」があり、この時に先生と個人的な話ができるので、こちらで十分ではないかという思いもあり。
     

  8. ノルウェー人、特に奥様方は、仲の良い人同士で固まるため、外国人の私にとりたてて話かけてくることはないし、私も敢えて、お知り合いなろうと話かけることもしない。

 

そんな訳で、父母総会はどうも苦手なのだ。

 

行ってよかったかと聞かれれば、「別に」という答えになるのだが、まあ娘への義理ははたせたのでよしとしよう。

 

言っておきますが、これは、自分が父母総会を行きたがらないことを正当化する訳では決してない、ただの愚痴ですので、悪しからず。

 

余談:

 

今日の出席人数は、クラスの半分くらいかな?

最近転校してきたというシリア人の女の子のお父さんが、通訳の女性を連れて出席していた。

質疑応答の際に、「宿題が全くわからずに、毎日泣いています。どうしたらいいでしょう?」というコメントがあった。小さい時ならまだしも、中学でいきなり外国に来た場合は、つらいだろうな。この少女の気持ちは痛いほどわかる私であった。

 

 

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高校の進路案内のパンフを配布された上矢印