ノルウェーは今、夏真っ盛り。
夏のイベントのひとつとして押さえておきたいのは、「いちご狩り」。
日本でイチゴと言えば、春の風物詩ですが、北に位置するここノルウェーでは、6月終わりから7月の初旬にかけてが、イチゴの旬。
いつも行くのは、オスロ近郊のアスケルにあるAaby農場。
こちらの農場で、いちご狩りができるのは、出荷するイチゴが出回った後で、毎日できる訳ではない。
いつオープンしているかはフェースブックで確認できる。
昨年は、午前8時オープンと書いてあり、少し過ぎて現地に到着した時には、既にクローズされていた。せっかく、ジャムを大量に作ろうと思ったのに、がっかりして帰った思い出がある。
いちごの量は、天候に大きく左右される。昨年は実りが悪かったようだ。
フェースブックをチェックすると、今週の土曜日午前8時からとあったので、今日は、8時より少し前に到着できるように出発した。
汚れてもいいジーンズと、いちごの赤い色がついても目立たない黒い服を着用。
持ち物は、いちごパックが12個とそれが収まるカートンボックス。
(こちら、有料ですので、我が家は大切に保管してます。←せこい?)
そして、旦那は、イチゴと言えば忘れてはならない大好物の練乳をしっかり忍ばせていました。!
グーグルマップのナビを使って、30分ほどで現場に到着。既に車が渋滞中。
(まだ、8時になってないのに💦)
広大なイチゴ畑には、既に沢山の人があちこちに散らばっています。
係りの人が、各自にイチゴの畝を指定してくれます。なので、そこのイチゴしか採ることはできません。
勿論、その場であれば食べ放題。
でも、今年のイチゴはどうも小粒なものばかり。
12ケース一杯にするには一苦労。
すると、腰をかかがめながら、いちごを採っていると、どうも日本語らしい会話が聞こえる。
何を言っているか聞き取れないけど、音が日本語。
まわりを見回すと、2つほど先にある畝の付近に日本人っぽい女性二人組がいた。
不思議だったのが、何を言っているかどうかわからないくらいの音量だったのに、それが日本語とわかったこと。
いあはや、母国語ってそういうことなのかな、って感じちゃいました。
外国語であれば、ただの雑音なんだけど、その中から日本語の音だけ聞き取れるという感じ。
なんだか不思議。
海外に住んでいる人なら、経験あるかもしれませんが、日本に行った途端、
やたら色々な会話が聞きたくなくても耳に入ってくるっていうこと。
と、話は戻りますが、
結局、6箱合計3.5kg分を購入(1kg 32クローネなので、スーパーで買うよりはもちろん格安)
支払い専用の小屋に行き、係りのお姉さんが、秤で箱ごと重さを量ってくれます。
針が示したのは4kgですが、3.5kg分112クローネを請求されました。(箱の重さは差し引いてくれる)
バケツなど、持参してもOK。
その場合は、事前に入れ物の重さを量る必要あり。
支払いは、クレジットカードはだめで、デビットカードあるいはVippsのみ。
(現金は受け付けてくれるかチェックするの忘れました。多分大丈夫なはず。)
箱の代金は、プラスチックケース12個とそれを入れる段ボール箱のセットで20クローネと、大した値段ではないものの、我が家は持参
家に帰って、形のいいイチゴは練乳をかけて、コーヒーとともにティータイムのお供に。
一袋分をスムージー用に冷凍し、
あとは、砂糖をぶっかけて、水分がでてきたら、レモン汁を加えて、ことこと煮込んで、ジャムにしました。
数か月間はもつかな?