オスロは首都とは思えないほど小さな町だ。
日本にいた頃とは比べ物にならないくらい娯楽が少ない。
日本では、暇なとき何をしていたかな?
週末は渋滞にはまって、郊外のショッピングセンターに行ったり、
本屋やカラオケ、
日帰り温泉、
劇場や映画館、
新しくできたお店やレストラン等々。
探せば行くところはたくさんあった。
正直、オスロは都会派には少々退屈な町かもしれない。
ノルウェー人ってどうやって余暇を過ごしているのか不思議でもあった。
一番驚いたのは、日曜日は多くの店が閉まるので、町の中心地は、がらんとしているということ。
皆どこに行ったのかと思ったら、それは、森や山の中だった。
オスロは、森に囲まれており、どこに住んでいてもすぐに自然が近くにある。
町中でさえも、遊歩道がきちんと整備されている。
週末は、犬を連れ、ベビーカーを押し、ジョギングをし、老弱男女問わず、お散歩。
従って、子供が小さいころから、私達も散歩を心がけるようにしている。
最近は、子供たちも大きくなり、あまり一緒に行きたがらなくなったが、運動不足はよくないので、お尻をたたいていくこともしばしば。
それでも、外に一旦でれば、行ってよかったと思うみたい。
散歩しながら、学校のこと、勉強のこと、友達のこと、何でも話せるので、いいコミュニケーションツールになっているということも確か。
話しながら歩いていれば、あっと言うまに1時間とか過ぎてしまう。
コースも東西南北、気が向いた方向に歩けば、いい気分転換になる。
ノルウェーには、「Går på tur, aldri sur - 散歩をすれば、気分が落ち込むことはない」 という格言もあるらしい。
散歩はお勧めですよ。
春は確実に近づいています