そのちょっとしたエピソードとは?
そりで遊んでいるとき、クラスメートの二人がふと雪の上に誰かの携帯が落ちているのを発見したそうだ。
アイフォーンにあるSIRIの機能ってご存知ですか?
タップボタンを長押しすると、話しかけるだけで電話をかけてくれたり、ネットで検索してくれたり、場所を探してくれたり、時間を確認してくれたり、文章を作ってくれるというもの。
パスワードや指紋を押さなくてもSIRIに命令すれば、緊急の電話もかけられる。
さて、どうやって持ち主を探すにか悩んでいたところ、そのうちの一人が、機転をきかせて、SIRIに「パパに電話して!」と指示した。
たまたまそれを落としたのが同じくらいの年の子で、「パパ」として父親の電話番号を登録していたという偶然が重なって、電話はその持ち主のパパに無事に繋がった。
ノルウェー人って、子供を第一に考えるところがあるので、そのパパは何はさておき、その場所にすっ飛んできた。
そして、携帯を見つけてくれた二人に100クローネずつお礼にくれたというもの。
次女曰く、「あー、私も100クローネ欲しかった!」
そ、それか?
最近の子は、文明の利器をうまく使いこなせるのだなと感心したお話でした。
