ドナー候補の通知を受け取り
提供の意思がある、として
回答をした私だが
回答の前の
大事な経緯も記しておきたい
最終的に提供者になれた場合
3〜4日または5〜6日程の入院が必要になる
とにかくすぐ
主人とばあちゃん(実母)に相談した
まずは子ども達のこと
実働部隊の母は
体が思うように行かなくてなってきて
今年はまだ孫を見れるか、来年は見れるか
もう無理だなと思ったら
さすがに話しは持ちかけれられないが…
「ドナー候補になった!
やりたいんだけど、いいかな」
(遠慮のかけらもない)
「ほんと⁈
わかったよ
送り迎えと、ご飯と…」
やると言ったら聞かない娘を持って
40年以上の母
いつも本当にありがとう
そしてSちゃんのドナーになっている主人
今思い出すと
いいとか悪いとか
はっきり言われてない気がする
「メール詐欺じゃなかったなぁ」
「じゃあ明日職場に相談かな」
という感じ
子どものお風呂や寝かしつけの時間に
帰ってきたことがほとんどないから
負担を増やす事は間違いない
でも
言い出したら聞かない妻を持って
17年
いつもすいません
&ありがとう
※※※※※
次の日のお昼休み
上司にご相談した
「あのー…
骨髄バンクって知ってますか⁇」
あぁ、うんうん
若い頃
割と頻繁に献血に行っていたという上司
言いにくい状況では全くなかった
まだドナーになれるかはわからないけど
提供できるまでのご縁があれば
やりたいという事
その場合
今から3、4ヶ月後に
最大1週間弱の入院が必要な事
事前検査は
おやすみに合わせて行こうと思っている事
をお伝えした
「オレも
なんかあれば貢献したいと思ってるし
遊びに行くわけじゃないからな」
とお許しをいただけた
ありがとうございます
私はおそらく
有休があればそれで
又は欠勤扱いで対応していただくが
会社や学校によっては
『ドナー休暇•公欠制度』を
取り入れている所もある
このような理解が
少しでも多く広まればと思う
※※※※※
事前の問診で
「提供できない時期がありますか?
具体的にあればご記入ください」
とあった
3、4か月後ってよくわからないけど
私の場合は
ちょうど年度の境になる気がする
Aちゃんの卒園、入学があるので
式に出席はしたい
提供される側、する側のことを
わかりすぎてるほどの戦友からは
そうよね
患者さんの事考えると
どんな事をしてもと思うけど
本当に家庭の事情も出てくるのよ
やりたい気持ちがあっての
個人的な行事だって大事でさ
はかりにはかけられないよね…
と、ずしんとくる言葉
Sちゃんと
命と向き合う日々を過ごしていた時は
それより大事なものって
想像もつかなかったけど
生きるって
生きていくって
こういうことなのかなぁと
感じた私でした
「サンタさんってほんとにいるの?」と
初めて言ったYくんに
ドキドキしている今年のクリスマス
これも成長なのかな