先日、フワフワ花壇の様子を
リハビリ室の先生が教えてくれた
3月のAちゃんの外来で覗いた時には
冬を越しましたと言わんばかりの
寂しい花壇だったが
今はチューリップがたくさん咲いている
ちょうど4月もAちゃんの外来だったので
フワフワ花壇を見に行った
リハビリ室からも
廊下からも見えるよう植えてくれていて
みんなの目を楽しませてくれているようだ
我が子が描いた
フワフワ花壇の看板は
雨風に吹かれ
ボロボロになってしまっていたが
2代目のキレイな姿になっていた✨
(原画をカラーコピーして使ってくれている)
Aちゃんは
お兄ちゃんのちょうどお空一年目に
緊急入院した
思ってもいなかった喘息の発作という事で
それ以来の定期通院
その日は、肺の評価をしましょうと
初めての呼吸器検査へ
検査室は
心エコー•心電図検査の場所だった
お兄ちゃんの薬剤性心筋症が発症してから
数えきれないくらい通い詰めた所
待ち時間にAちゃんにお話しした
「Sちゃんがいつもこのお部屋で
心臓の検査をしてさ
ほら、緊張してドキドキすると
ホントの数字がわからなくなるでしょ
お母さん、Sちゃんが安心するように
たくさん横でお話ししたなぁ」
即興で作った、おとぎ話や昔話
ツッコミどころも満載で
「お母さん、逆に笑っちゃうよー」
キャッキャと声を立てて笑う我が子に
「あかんあかん、
落ち着けー…、リラックース…」
お腹をなでてやっていた
あったかい 体だった
「がんばれー
君ならできるー
ふー、ふー、ふーーーぅぅ…」
今は
想い出のお部屋の隣で
Aちゃんの検査の声かけ
5歳にはちょっと難しそうで
何回もやり直しヘトヘト
やっと終わって
検査室から出ると
そこには骨髄移植の大先輩が!
我が子と同じ院内学級の先生に学んだ
お姉さん
お空に見送った直後
紹介してもらって以来のお付き合いなのだ
すごい偶然ーー
広い大学病院で
このタイミングで会えるとは
久しぶりのお顔を見れて
ポカポカの気持ちで小児科に戻ると
なんと
我が子の初発の時のナースさんにも
会うことができた!
すっかり人が入れ替わってしまって
最近は全くわからない顔ぶれだったので…
元気ー!?とか
Aちゃん大きくなって!とか
他愛ない会話がほとんどだったが
帰り際
「お母さんも、お元気で
いや、元気じゃないと思う
元気なんて出ないよね
無理しないでくださいね」
そうかけてもらった言葉が
沁みた
Sちゃんが居てこその
このナースさんとの関わりなんだと
そう感じられられたことが
嬉しかった
※※※※※
検査のご褒美は
いつもの院内カフェで
すると廊下に
小児血液腫瘍トップのドクターが
…先生…!
声をかけると
…おぉ、おおー
Aちゃんの外来ですか
大きくなったなぁ…!
こちらにもすごい偶然で
お会いすることができた
家族の近況をご報告
この日は
たくさんの
大好きな人達に会えました
これは
フワフワ花壇パワーというか
Sちゃんが
絶対一緒に来ていたよね
ね、Aちゃん
Aちゃん、いつもの抹茶味