おびなの中央のこれ、なんですか? | 誰でも簡単!和菓子づくり

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~手作り和菓子で大切な方への贈り物~  料理の苦手な人でも簡単にできる和菓子作りをご紹介します。

片岡です、

 

本日最終のおひな様作りの練りきり体験教室を

行いました。

 

明日のひな祭り本番を控えての

やる気が伝わってきて、

気合いの入った体験教室になりました^^

(写真は後ほど)

 

 

さて、そのおひな様のお菓子を作っていた先月の話。

 

 

女雛の着物には桜の花を飾り付け、

男雛の中央には羊羹製の薄板をつけました。

 

 

 

 

 

すると、何人かの方に質問されました。

 

 

「男雛の真ん中につけるコレって、なんですか?」

 

男雛の真ん中に添えた羊羹を指さして

聞かれました。

 

 

 

そうかあ、最近古い一万円札も目にすることないし、

知らなくても当然かもなあ、

などと思いながら説明を加えました。

 

 

 

これは笏(しゃく)と言い、

平安時代以降の天皇や公家の束帯(正装)

を着るときに右手に持っていた細長い板のことです。

 

 

 

当初は備忘のために紙を貼るためのもの

(要するにカンニングペーパー)

だったのが、

のちにはもっぱら威儀を整える具となった

ようです。

 

 

古い一万円札の聖徳太子も笏を

持っていましたよね^^

 

 

 

以下、2月の体験教室の模様です。

 

1ヶ月も経つとかなり忘れていました

こうしてみるともはや懐かしささえ感じるような。。

 

 

 

 

 

今月は皆さんの感動が伝わってきて、

私もとても楽しかったです。

 

 

3月の練りきり体験教室はこちら

 

 

それでは今日はこの辺で。

ありがとうございました。