昨日はご縁ありまして、婚活シンポジウム「婚活のその先へ」に参加させていただきました♡
小池百合子都知事、ライフネット生命の出口治明さんという、超豪華ゲストでした。
テーマは2つ。
「これからのパートナーシップ教育が少子化を救う」
「結婚しやすく、子供を育てやすい国にするには」
パートナー関係のコーチングを扱うものとしては、大変刺激を受けた会でした。
凄く刺激を受けたので、2回ぐらいに分けて、したためたいと思います♡
子供を育てやすい国というテーマでの出口さんのお話は、本当に素晴らしかったです。
穏やかさと明快さと温かさのあるトークは最高でした。著作を読みなおそう。。。まぁ、モデレーターと残間さんとのカラミも絶妙でした。※うん、過度に絡まれたときは、ああやって交わすのね。
「タテ・ヨコ思考」・「数字・ファクト・ロジック」。
「単に”少子化やばい!”ではなく、ちゃんとエビデンスを捉えて、私達がどんな社会、日本にしたいかを考えるべき」って・・・おっしゃる通りですよ!
フランスの少子化改善(シラク三原則)は、元々フランス文化を守りたい、そのためには母国語がフランス語の国民、子供を増やすべきという考え方から生まれたそう。素敵やん。
だから、フランスでは、とにかく
赤ちゃんが出来たら、「おめでとう!」なんですって。
生んでくれて「ありがとう」。だから最大限のサポートする。
それ以外の言葉、言う必要ないよねって、出口さん。
さて、日本はどうなんだろう?
全てのお母さんに、おめでとう&ありがとうって言える環境でしょうか?
母親としても、日本人としても凄く考えさせられました。
特に、シングルマザーのおかれている環境は過酷。
子供のいる人なら、この日本で一人で子供を育てることが、どれほど大変なことか、想像するだけで、震えると思う。
しかも、シングルマザーの世帯平均年収は223万円という現実です。平均ですから、母数に入れない非正規社員の方もいます。。。※父子家庭は380万円
私達はとかく、尾ひれのついたエピソードに持っていかれます。
学生で子供を産んだとか、
結婚せずに子供を産んだとか。
得体のしれない「世間」が評価してくる。頼んでもいないのに。
マスコミもエピソードが大好きだし、すぐに対立の構造で物事を燃やし続ける。
でもね。
大事なのは事実。本当に今何が起きているのかってこと。
誰に笑顔でいて欲しいのか、どんな国にしたいか。
国造りの基本って、そういうことよね。たぶん。
そういえば、出口さんは、歴史オタクなんですって。
私達は命の連続で生きている。
歴史が教えてくれる先人たちの失敗も反省も、知恵も生かしきって、今起きていることに向き合うことができる。
でも、少子化は歴史上存在しないらしいから、未知の課題なんだって。
人類は新たな挑戦に向き合っているんだなー。
少子高齢化のために、この国の子供たちのために、私たちは何ができるでしょうか。
自分のことだけじゃなくて、誰の子供も笑顔にしたいって本気で大人が祈り、行動できたらいいのに。