「スタイル」と「レトリック」の視点から | Eikoのブログ

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生きる力を養う!をモットーにレッスンしております 東京都#武蔵境#小金井#松田映子#ピアノ教室

生きる力を育む!

東京都武蔵境&東小金井の


松田映子&有絵ピアノ教室🎹です


毎朝の散歩道

道端に春の花々が可愛い


玄関先の薔薇にも

たくさんの蕾が顔を出して

新しい季節を喜んでいます🌷










今日は 久しぶりに

ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)

本部へ


PTNA総合力UPセミナー 第一回

受講してまいりました🚃


このセミナー、2010年から始まり

今年で15年目🎹

毎回素晴らしい方がいらして

演奏や貴重なお話をしてくださいます♪


本日は、上田泰史先生(京都大学准教授)のお話


タイトルは

「スタイル」と「レトリック」の視点から

表現を探求しよう


興味深い!

スタイルとは いわゆる「様式」

こちらは馴染みがあります

バロック、クラシック、ロマンといわれる分類


「レトリック」は 「修辞学」と言うと

すこし親近感がありますでしょうか。


リベラルアーツ(自由七科)のひとつとして

古代ギリシャでは重要視されていました


あらためて学び直しましたが、

リベラルアーツのうち

文系として 文法学、論理学、修辞学の3科目

そしてのこり4つの理系科目のなかに

算数、幾何学、天文学、そして、、、

音楽 が 入っております


楽譜の成り立ちや音楽のさまざまな要素が

非常に数学的であり 宇宙理論にも通じることが

あります🚀


ところで、この日のお話では

「修辞学弁論と音楽の共通点」

として、

主体である弁論家(音楽でいうところの演奏家)

が、目的である聴き手を説得させ感動させる手段として レトリックが使われる ということ


C.P.E.バッハは「元をたどれば音楽は言葉である」と述べ

音楽史上19C初頭「演奏は弁論のようなものだ」

と言われていました。






今年のPTNA課題曲を

スタイル と レトリック の視点から

細かく細かく分析してくださり

「なんと奥深いのだろう」と

感銘を受けながら

2時間の講座で 頭の中に たくさんインプットされたり みみずのような文字でにメモしながら

過去に学んだことが思い出されたり、、、

脳みそが活性化し沸騰して

湯気がちょっと出てたと思いますニコニコ


楽節の構造は とくに面白いお話で

作曲家の先生方も同席されておりましたが

なるほど

「書いてない小節にも意味があるのだ」

と ますます作曲家の先生方をリスペクト✨✨


学んでも学んでも

その先があり、どこまでいっても終わらない

学問の魅力!沼にハマりそう💦


様式に即した理解から

正しく美しい音楽表現を目指して🎹

帰宅後のレッスンでは

いつもにまして

楽譜の深掘りを生徒さん達と楽しみました


#ピティナ

#音楽の学び

#学びに終わりはない

#そして探求はまだまだ続く

#リベラルアーツ

#修辞学

#レトリック