ロンドンには
普段 入れない場所が、
1年に1回だけ、無料一般公開される日がある。

春のオープンガーデン
秋のオープンハウス

今日は、ロンドン オープン ハウスの1日目。

オープンハウス2024 のホームページに
公開される建物がリストアップされます。
事前にそれを見て、計画を立てます。

1日に巡れる建物は、3〜4箇所。

同じエリアの建物を選ぶことが 
効率よく回るポイント。

1カ所目
フローレンス ナイチンゲール 博物館
今日は無料。
小さな博物館ですが、
本物が展示してあります。



ナイチンゲールは 有名な女性ですが
実際 何をした人かというと、
私には 「看護士」しか 思い浮かばない。

ガイドさんの詳しいお話もあり、
生い立ちや偉業ついて
詳しく知ることがことができました。

ナイチンゲールは、看護師と言うより
当時、まだなかった女性看護土という職業を
英国社会に認めさせたパイオニア。

たくさんの本を出版。
ばい菌と言う概念がなかった時代に
病院の衛生状態を劇的に改善。
結果、多くの患者を救った。

数学にたけた彼女は、
病院関係の各種データをグラフ化し、発表した。

 ↑ 写真嫌いだったので、

  写真はほとんど残っていない。

  数少ないうちの1枚


 ↑ ナイチンゲールの晩年の寝室。



 ↑ ナイチンゲールが 晩年使った車椅子

  自宅の椅子を改良した


 ↑ 「ランプの貴婦人」と呼ばれ

   クリミア戦争の野戦病院で 

   兵士たちに尊敬された

   


 ↓ 実際に使われたランプは、

   絵画のイメージとは違って、

   こちらのタイプだそうです。

   江戸時代の御用提灯型

   ギフトショップでも売っています。



  ↑  ナイチンゲールが12歳の時に  

    使用した 石版(当時の学校のノート)

          iPadそっくりです。


 ↑ナイチンゲールが 実際に使ったお弁当箱


彼女の遺品を見て、
ナイチンゲールが、とても身近に感じられました。

1820年 ビクトリア女王と1年違いで生まれた
フローレンス ナイチンゲール。
富裕な上流ミドルクラス出身。

上流の女性が働くことなどなかった時代に
彼女は結婚を断り、
反対する両親を押し切って、
看護の道へ進んだ。

フローレンス という名前は、
イタリア フローレンスで生まれたから。
両親は、結婚して2年間もハネムーンを続けるほどの裕福な家庭で生まれた。