今朝のBBC ニュース
日本の竹が、問題になっていました。

15年位前に、日本の竹がブームになったらしい。


問題になっているのは、地下に根を張る種類の竹。


生前、私の父が、よく言っていた。


竹は、絶対に家の庭に植えちゃいけない。

家の縁の下にも、根を張って、家が持ち上がるから。


なので、

竹は絶対に、庭に植えてはいけない植物と、知っている。


英国では、竹ブームの時に

そういう説明をされずに、何も知らずに

小さなミニポットの竹を買って、

庭に植えてしまった。



ニュースで、取材されていた家は

竹を植えてない。

ところが、隣家に、手に負えなくなって、放置された竹林が。


そこから、地下を伝って、根が侵入してきた。

リビングの壁の中から、突然、竹が突き破って出てきたという

ショッキングな映像。


別の被害宅の映像も、悲惨な有様。


竹のせいで、家を撤去せざるを得なくなった。

その地下に、猛烈に張り巡った 竹の根っこ。

コンクリートを持ち上げて、突き出てきた竹。


ガーデニングの専門家が登場。

竹は、少しでも根っこが残っていると、すぐに復活する。

完全撤去は、人力では無理。


ブルドーザーで、敷地を全部掘り起こさないと いけない。

1万ポンド (2千万円) という費用がかかる、

とニュースで言っていた。


ジャパニーズと 名前がつく竹なので、

中国のでは ないらしい。


名前に ジャパニーズがつく 嫌われ者の雑草が、

もう一つ 英国にはある。

これも昔輸入されたらしい。


英国名で ジャパニーズ ノット ウィード

日本名 イタドリ


ノットは、not ではなくて、knot ( 節 フシ 結び目)




一旦侵入されたら、竹と同様、

地下に猛烈に根を張って、庭中に広がって、

他の植物が全部ダメになってしまう、と

英国では 恐怖の雑草。


イタドリが、日本でそこまで繁殖すると

聞いたことがない。

東京で、そもそも見たことがない。

英国の気候が 合っていた 帰化植物。


イタドリも、名前に 必ずジャパニーズをつけるので、

日本のイメージ最悪です。


以前、それほど知らない人に

ジャパニーズ ノット ウィード、

迷惑してるから 持って帰ってよ

ほんとに みんな困ってるのよ。

と 冗談交じりに 言われたことがある。


日本にも 迷惑な帰化植物はあるけれど、

国名って、ついてた?


セイタカアワダチ草。

どこの国から?


迷惑な帰化動物

ライギョ

どこ?