「サージェント と ファッション」特別展

 

2月からやっていたのに、

試験があったので、余裕がなくて 

行ってなかった。

 

気が付いたら、

あわっ、今週の金曜日までだ!

 

ガイドの勉強で、観光する時間がないとは、

いやはや 本末転倒です。

 

早速、行ってきました。

 

間に合ってよかった~

 

ジョン シンガー サージェント

という、

詳しくない私は  聞いたことがない 

19~20世紀のフランス画家

 

会場のパネル説明によると、

 

サージェント という画家は、

アメリカ人と、フランス人を親に持つ人で、

フランス上流階級の肖像画家。


肖像画モデルの服装に、

大変こだわりのある人で、

服装選びのために、

こっちか〜 あっちか〜と、

何時間もかけたと、

絵を注文したご婦人方は、語っている。


英国やアメリカでも 

肖像の注文で 引っ張りだこだった。


フランスから英国に移住。

そのまま長く住んで、英国で亡くなった。

チェルシーの住人。

お向かいの隣人は、なんと 

オスカー ワイルド。

 

モデルの服装に こだわっただけあって、

ドレスの生地の表現が、すごい。

 

質感や、光の反射が、みごと。

 

緻密な筆かと思いきや、

近寄ってよく見ると、あら不思議

全然 緻密でない。

 

太い筆で シュッー と描いてあるだけだったり。

それが ドレスのシワや影に ものすごく見える。

印象派のような、筆タッチなのだ。

 

色の使い方が すごい

白いドレスは、いろんなグレーが 

うまく使われている。

黒いドレスも、グレーと白が、のっている。


 ↑ デビュー当時の作品。

  このドレス、当時は掟破りで、

  画家もモデルも 社交会から 総スカン



 ↑ ビクトリア朝時代 貴族の間で、

  文化理解はさておき、単純に 

  異国の格好をするのが 流行ったそう。

  これは、オスマントルコのドレス

  

  ↑ オペラ歌手の衣装

   展示してある本物のドレスは ブルー。

   友人の助言で グリーンにしたら大正解

 

私は、赤いドレスが、すごく気に入った。

近寄ってみると、同じ赤一色なのに、

なぜ、こう見えるんだろうか?


その赤いドレス 絶対に写真を撮ったつもり

だったのに

.....ない。 ショック 笑い泣き

 

すごい画家でした。


また 見たいなあ。


知ってよかった。



  ↑   ニューヨークオペラ歌手が モデル

    

  ↓この時着ていたドレスが 展示されている。

   並べて見ると、結構省略して 好きなよう

   に描いている。そっくり写しとっているわけ   じゃない。


 ↑  こちらは英国。

  エドワードのVll  戴冠式にでたガーター騎士

  


 ↑ ウッドロー ウィルソン 米大統領

  あら、息子が卒業した学部は

  この人の名前がついていた。

  こんなところに 学長さん。

  大統領になる前は 大学の学長。

  意外だったので、写真を撮って 

  息子に送ったら、

  いいね! が返ってきた。