日本から来英していた友人が帰国した夜、

同じ学生マンションに住む、

バレンティナに誘われて、サルサに行った。

ヴァレンティーナは、名前の通り、ラテン系。

コロンビア出身のマスターコースの学生さん。

とても良いアプリを教えてくれた。


出会い系では全くなくて、
趣味、旅行、学び、ダンス、など

登録しておくと イベントを教えてくれる。

最近の若者、こういうので、

ソーシャルライフを送っていたのか〜
で、
彼女イチオシのサルサは
ロンドンのソーホーでやっている。

ラテン系パブ? 

ラテンディスコ? 

ラテン系ダンスフロアのあるクラブ?

なんて呼んだらいいのか わからないけれど
ラテン系カクテルも飲めます。

7時〜深夜2時まで、やっている!

入り口で入場券10ポンドが必要といわれたけれど、
バレンティーナの教えてくれたアプリで予約すると、なんと無料。

お店は華やかな雰囲気。


ダンスフロアでは、

既に15人位が 初心者コースの
サルサ指導を受けている。

先生は 熱心。


今日は、ユーロサッカーの試合の最中。

店内のモニターを見て、

ビールを飲みながら 

盛り上がっている人たちがいた。


そしたら先生が、その人たちに

ちょっとあなたたち!

うるさいからあっち行ってと 猛烈に怒った!


出席者は 皆、

ものすごく真剣にステップを学んでいる。


日本で、こういう場所 =下心 

のイメージだけれど

そういうのは 全くない。


初めは、初心者と上級者の2レベルでスタート。

45分位で、休憩。

これが3回繰り返された。

そのうちレベルが3つになった。


10時以降は、ラテン音楽でフリーダンス。


さっきまで学んでいた生徒たちが、

サルサを一生懸命踊っている。


サルサと言うのは、パートナーが必要。


それで、私にも、3人くらいの男子が、

礼儀正しく申し込んでくれた。

2人は、さっきのレッスンで、一緒に踊った人。

もう1人は上級クラスにいた人。


役所広司の有名な映画、

Shall we dance?

って、本当に言われてびっくり。ちゅー


レッスンと、違って

ミュージックのテンポが早い。


初めてのレッスンを受けたばかりなのに、

くるっと回るなんて、とても無理。


パートナーが教えてくれた。

僕の手を押してごらん、

その反発力で自然にくるっと回るよ。


やってみたら本当に回った!


そうか 自分で無理に回らなくていいのか。


1曲目が終わって、すぐに2曲目がかかる。


同じ相手と、

2曲ぐらい踊るのがマナーみたいだけれど、

私がへたくそすぎて、申し訳ないので

1曲でありがとう〜と言って、

ダンスフロアからあがった。


ヴァレンティーナは、上手に踊っている。

コロンビアで、生まれ育つと、

サルサは生活の1部 なんだそう。

そういう文化なの〜と 彼女は胸を張る。


そうか、

私にかけていたのは、

こういうソーシャルライフだったか 

と気づいた。


ガイド学校に通って 勉強ばかりしていた。


ソーシャルライフと言えば

ガイド仲間と行くパブ、

友人と行く観光旅行、レストラン、観劇、ぐらい


ナイトライフは ないに等しい。


ヴァレンティーナが、毎週木曜日に一緒に来よう、と言ってくれた。


60過ぎの私に、

毎週ディスコ(笑) に行こう〜

なんて言ってくれる  25歳女子は、

日本にはいないでしょう 笑


学生さんは 限られた予算でソーシャルライフを楽しむ すべを知っている。

なーんと、

7時まで、カクテルも半額!


一緒に飲んだ ピニャコラーダが

とてもおいしかった。


帰りは バス1本で20分、

学生マンションの真ん前に到着、

のはずだったけど、

おしゃべりに夢中になって、

バス停2つ 乗り越した。


15分だから、歩こうと言う。


深夜11時半、

2人で歩いた。

家路が一緒って なんて安心。


学生マンションっていいなぁ。


しばらくは

ヴァレンティーナと一緒に

毎週木曜は、サルサに通ってみよう。


上手に踊れるようになりたいなぁ。

そしたら楽しいなあ。


関節を痛めないように 気をつけます。笑